11月30日火曜日。
今日の曜日を見た時、火を見るより明らかだったなぁって事を思い出し、またしても笑ってしまった。
とりあえず今は口を結び、
時期尚早、情状酌量の余地、ここになしと思いながら、
2杯目の珈琲をマグカップに注ぎ、飲むことにした。
独りぼっちだから当たり前だけど。
そして珈琲を二杯飲む事はいつもの事だけだと一応注意書き。
アテンション プリーズ。
アテンション プリーズと今聞こえた気がしたが、
今は知らんぷりする。
とりあえず1杯目の珈琲よりも劣るけれど、
対象が何であれ、我が子を思う親の気持ちと同じ様に、何事も、好きな気持ちに順位なんてつけられない。
つけるのは他の誰かであって、優劣つけるのは自分でない、
それを、火を見るより明らかと言うのだろう、
しかしアテンション プリーズだなと1人やっぱり思いながら、
身体を張ったアクションシーンを撮影する時のような、ワクワクし、興奮が抑えられないような気持ちで写真を撮ってみた。

パシャリ。
解っていたけれどやっぱりだった。
情けないなぁ、やっぱり💩だと想い、
ため息一つつく変わりに、
先ず蜘蛛みたいなアイツを逃し、ちょっと不味くなった💩みたいな色をした珈琲を飲んだ。
朝の蜘蛛は縁起が良いし、アイツの演技力も大したもんだ、良いもの見せて貰った、良い画も撮れた等と思いながら、
飲んだその瞬間だけはお花畑と化し、
みんな、みんな、生きているんだ、友だちな~んだ~の曲まで流れてくるが、
今のさっきまでいたアイツのせいで、
私の頭の中は、
掴めそうで掴めない事が、
画の中のアイツの手のように闇雲に沢山あり過ぎた。
長かったここまで。
アイツのように成人し、欲しいものは何でも手にしてきたような熟した男の人ならさぞかし、私はれっきとした女だ。
しかももう良い年だし色々と孤独だ!と息なりに。
息が上がるのよこの年になってここまで来ることは。
とりあえず、次はフチ子の横やりな声が入るが、今は知らんぷりする。フチ子ごめん。アイツもと、、。
とりあえず、
一体全体、何からどう着手したら良いのか解らず、
私はさっきからずっと座りっぱなしである。
太っ腹になるのも無理はない。
まさに時期尚早。情状酌量の余地はない。
一礼二拍手一礼の頭とお尻を失くし、
パンパン👏の変わりにお腹ぽんぽんでR。
要は色々と手出し、(結果はどうであれ)出来てしまった結果、
にっちもさっちもいかなくなってしまったのだろうか?
先日行った大阪、滋賀、京都、清水寺、石山寺、伏見稲荷大社、紫式部の事、
そしてバンクシーって誰?展の事、
そしてその他に我が子の事や家の事、他の誰かの事や自分の事など。
今考えた所で何も出来ない事は解っているのに、、
こんなにも恵まれている。
だから今日も私は、
さっきのアイツのように独りぼっち、辛くて悲しい想いをしているのかもしれない。
そして何故だか楽しい。
しかし、この画は一言お見事だと、
我ながら天晴れと叫ばずにはいられない。
先日行ったあれやこれやと、
何も考えず撮ったこの画のおかげ様々で、
何だか一筋の光の輪のような、そんなものが見えてきたような気がするからだ。
気のせいかと思いながらも、
私は今も又黒いものに吸い込まれそうになっている。
完。
(書く女シリーズ)
(アイツシリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)