やった~ぁ❗❗
v( ̄Д ̄)v ( ノ^ω^)ノ (*≧∇≦)ノ0
春一番に吹く風のようにこの日一番の私の声だった。
理由は、
これだった⬆️
コップにフチ子が収まり、
そのフチ子の手に子猫が入ったカプセルトイが見事収まって仕舞ったからだった。
奇跡のトリプルリフト。
この写真は、その瞬間を抑えた超絶感動的な一枚の写真と言っても間違いではない。
思い出も、記憶もなく、自分が何者でもあるか解らない私にとってこの写真は私が私として生きたと言う証しにはならないか?
この時に味わった感動と言うものは、
明日からの日常が変わる位の勢いで、
奇跡だ!本当に天使が舞い降りたんだ!
本当に白馬の王子様がいたんだ!
あいつは救いようが無いくらいアホで嘘つきだ!
と思わずにはいられないくらい凄味のある事。
本当に凄いんだから!と言う一言だけでは、
この凄さと言うものはこの瞬間を生きた人間にしか到底語り尽くせない。
フチ子ありがとう!本当にありがとうと思った次の瞬間だった。
これは、ありがとうと、ただ言われる事とは全くまるで違う、意を持つ訳なのよね。
勘違いしないで。
私は何が有難うなのかをちゃんと聞きたい訳。
要するにこれまでなめてかかってたって事でしょ。俺は神、私は女神、
上から目線でおごりがあり、自意識過剰で出たがりでやってあげてる精神で、自分の立場や能力を勘違いしていて、他人任せでずっと生きてきた自分の至らなさや情けなさに漸く気づき反省しているから出る言葉な訳でしょ。
ありがとう。はい?
お世辞にも、この一言だけでは全く心を感じないの。
やだ、まだ気がつかないの?
それって知らず知らず相手に不安を煽り、不満や不信感を抱かせているだけなのですよ。
何かにつけて言い訳を探す、みたいに、
期待とか、見返りを求めたりとか、同等な立場とかを然り気無く主張するのは良い加減正直痛いし、私が気がつかないとでも思っていた訳?
あら、心外!
余計なお世話かもだけど、それ直ぐにやめた方が良いですよ。
兎に角、心がない人間には決まってたった一つの共通点があって、、、それは、、、
と、何処からともなく、いきなり女の人の声が入ってきたのだった。
それは何?と聞き、その続きを知りたかったが、
その声は、幻覚を抑える薬が切れたときに聞こえる私の病気だから気にしないようにした。
ともかく私はこの出来事に心から驚き心から感動した訳だった。
その時間に、その場所に、その瞬間に、
半分死んでいるような私の身体と心と私のスマートホンがそこに居合わせた偶然の重なりと言うものは実際に経験したものにしか解らない。
とりあえずやってみるもんだと、
退屈しのぎで、改めて思っただけの事だった。
どうやら最近はその想いが日増しに強くなっているだけ。
どうでも良い。
ただ本当によかったと心の底から思った。
目玉から涙を流し一人空を仰ぎみたい気持ちにもなった。
そしてあれこれ考えてきて良かったとおもいたかった。
出来ない事、やりたい事を我慢しその全てを諦めて来て良かったとおもいたかった。
兎も角、知る者ぞ知れば良いとも思っているから、
いちいち何がやった~であるかなんて、
自分の口からわざわざ言うことでも無かったんだ。
要するに私は心の底から自分のこれに呆れていて、
ただ物が言えないだけ。
私の事なんてどうでもいい、
やれと言われたらやるし、
やれと言われて出来なかったら謝るし、
だからこっちからもあえて何かをお願いしたり、
問いただしたり聞いたりする事もこれまで通りしないだけ。
無駄な争い、嫉妬、羨望、後ろ向きな考え方になってきたアホ達を沢山みてきたからだ、
そんな時間も体力も優しさも無縁で私はずっと生きてなかた訳だから。
心の何処かでは言う迄もないともおもっている。
どうでも良い事とも思っているけれど、
今日は2月24日水曜日と一人呟き、
今日の日付からこれが始まらないと、
何だか気が済まなくなっている自分がいた気がした。
がしかし、何を思っているのか、
心の底から気が済まないと思っているのかって問われたら、
そうなの、胸の辺りがムカムカしてきてね、動悸や息切れまでしてね、冷や汗、脂汗が滲み出て、手先が物凄く冷たくなってお薬飲まなきゃとてもじゃないけれど心と身体のバランスが保てないくなるのよ等とは、根拠もそんな決まりも誰かの指示も無いことは恥ずかしがる感じもないまま言えないのである。
要するにどうでも良いのである。
行き着く所今の私にはどうでも良く、
そんなことは独りぼっちの時は、
天と地がひっくり返ったとしても先ず起きない訳である。
兎に角、
24→は、私が最近熱をあげている玩具のコップのフチ子→そのフチの日になると思い、
よし、そしたら、フチの日に因んで、何か形になるものを残してみようと想い立ち、
頭のスイッチを切り替え、
時間の許す限りフチ子だけと向きあい、
私のありとあらゆるものを、森羅万象の全てを、
私の人差し指に注ごうと思ったが、
いくら考えを巡らせても私の頭の上には天使が舞い降りて来ず、
それでも何かそう思っていたら私の心も身体も徐々に萎れ、萎えたのだった。
これは、小さな穴が有るのを知らず一生懸命膨らませた浮き輪を使い暫く遊んでいたが、
楽しく夢中になって遊んでいるうちに、
パンパンだった浮き輪の空気が少しずつ抜け、
仕舞いにはふにゃふにゃになってしまったあの感じに近いと思った。
そして誰もが訪れる経年劣化や、
知らず知らずお薬の量がどんどん増えてゆくあの感じや、
私のフチ子達がどんどん増えてゆく事にもどこか似ている気がした。
しかし、これまで充分にその時間を楽しませて貰った訳だから、
私の場合はいいやって諦めがつくから、
当然後悔、嫉妬、羨望、後ろ向きの感情にかき乱される事も起きない訳である。
しかし、不思議である。
あれだけ熱をあげていたフチ子なのに、
そしてほんの数分前も熱をあげようとしていたのに、、、。
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
