『女の朝パート217』女はふち子を乗せて狂喜乱舞。そして歌吟う。真っ赤に熟れた果実が闇夜に咲く花のよう。誰も気付いてくれないし、気付かれてはいけないけれど、闇夜に咲く花だから、一人潮らしく、一人咲くべき場所で咲いている。雨に打たれ身体震えても心はもう折れない。花の命は短し尊し。珈琲飲めセヨ。何杯でも飲めセヨ。コーヒーアンニョンハシムニカ。コーヒーカムサハムニダ。コーヒーサランヘヨ。完