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「日産 マイクラ 新型、1.0リットルエンジンを追加…燃費21.74km/リットル」

 

 

転載元記事はこちら

 

”日産自動車は5月22日、新型『マイクラ』(日本名:『マーチ』)の欧州仕様に、新型エンジン搭載車を追加設定すると発表した。

この新型エンジンは、排気量1.0リットルの直列3気筒ガソリン自然吸気ユニット。最大出力は71psを引き出し、欧州複合モード燃費21.74km/リットル、CO2排出量103g/kmと環境性能に優れる。

日産自動車は、この1.0リットルエンジン搭載車を、新型マイクラの入門グレードに位置付け。新型マイクラの全販売台数の、およそ2割を占めると見込む。”

2017年5月25日(木) 18時59分 レスポンスさんより一部転載(画像も)

 

 従来は900cc(正確には898ccエンジン)にターボを付けて旧モデルから見ればダウンサイジングされたエンジンでデビューしたマイクラですが、従来のターボエンジン、実は・・・現在のトウインゴのEDCモデルに搭載されているエンジンと同じ。。。グループ会社ですから共有するのは当然なのですが今回のニュースに書かれている1ℓエンジンも当然ながらトゥインゴゼン5MTに搭載されている3気筒998ccエンジンと出力が同じですからこちらも共用させたというのが本当のところのようです。他のニュースを見るとクリオやルーマニアのダチア(ダキア)とも共有しているようです。

 

 ターボエンジンの方は90psですのでそれなりに走るでしょうが、今回の1ℓエンジンは最高出力が71ps。日本国内で現在発売されているマーチが1.2リットルエンジンで79psということを考えると数値だけみればちょっと頼りないかな・・・と感じてしまいます。

 

いつも参考にしているイタリアの専門誌Quattoruoteのカタログページでは早速1リッターエンジンのマイクラが更新されUPされています。ページの入り口を見ると欧州ならではともいえる新旧両モデルをUPしていて面白いのですが、1.2リットルエンジンの旧マーチの最高速度が170Km/hであるのに対して、新型マーチの900ccターボ搭載エンジンで175Km/h、今回の記事にある自然吸気1ℓエンジン搭載車の場合158Km/hというところを見ても、自然吸気エンジンではもしかすると物足りない走りになるかもしれません。

 

 日本発売の場合はターボエンジンと、1.5リットルクリーンディーゼルエンジンで発売されるのではないかという見方が強いようです。上記Quattroruoteのカタログを見ても、この度の1ℓエンジンを加えた2種類のガソリンエンジンで10グレード、ディーゼルエンジンは1.5リットルのみで6グレードがUPされていますので街中から中距離を走る人は900ccターボ、長距離を走ることが多く、スペックも高いものを求める人なら1.5ディーゼルエンジンということになるでしょう。スペック的には僅差ですが・・・

 

 今回の1ℓ自然吸気エンジンはトヨタのパッソ対策として日産としては新たにモデルを増やさず対抗するという見方をすれば日本国内でもアリかもしれませんね

 

 いずれにしても新しいマーチ(マイクラ)が早く欲しいというのが日本のファンの心境でしょう

 

 

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