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三菱自、RVRも不正計算か 机上で燃費データ計算 


三菱自動車の燃費偽装問題で、同社は11日、偽装が判明した軽自動車に加え、販売中の乗用車「RVR」でも燃費試験データを机上で計算していた可能性があると発表した。1991年以降、ほぼ全ての車種で違法なデータ測定をしていたことも明かした。

 三菱自は11日、国土交通省に報告し、会見した。だが、不正の指示など詳細は「調査中」と繰り返した。国交省は「全容解明にかなり遠い内容」として18日までの再報告を求め、再度の立ち入り検査も検討するとしている。

 三菱自によると、販売中のRVRでは、ベースモデルと呼ばれる車体で実走試験をして、燃費算出の元データとなる「走行抵抗値」を測定。この値を元に、別のモデルでは机上で計算していた疑いが見つかった。社内で確認し直した試験結果との隔たりが大きく、開発部門などで聞き取りをしている。

 また、道路運送車両法で測定方法が定められた91年以降、3車種を除く全ての三菱車で、違法な方法で走行抵抗値の測定が行われていたことも示した。3車種は「ミラージュ」「デリカD:5」「アウトランダーPHEV」だという。

朝日新聞デジタル 5月11日(水)21時47分配信 YAHOOニュースより転載(画像は公式ページより転用)




 先日5月3日号の一部で書いた、RVR開発時点での噂話しがここへ来て真実味を帯びてきたように感じます。やはり目標燃費が実現できなかったため、「いいな!わかってるな?」の異常なまでのプレッシャーから逃れられなかった結果・・・データを捏造することになったのかもしれません。。。

 日産救済が決定したとはいえ、これまで代々三菱車に乗ってきた人たちを追い討ちをかけるように裏切り続けた罪は重いでしょう

 私の所属する地元自治会で仲良くさせていただいているご近所さんは正しくRVRのオーナーであり、三菱関連企業で働く社員でもありますが、先日お会いした時「関連企業であることを除いても、三菱車が好きで乗り続けてきたけど最近は乗ってて恥ずかしいですよ」と話していました

 今三菱車に乗るオーナーさんは皆同じような辛い思いかもしれません、何をしたわけでもないのに・・・

 売上げのダメージよりもファンの心を荒ませてしまったダメージの方が大きいのではないでしょうか?

 

 今回の事件については、三菱のリコール隠しをテーマに池井戸潤さんが書かれた著書「空飛ぶタイヤ」を読むと企業背景などを更に深く知ることが出来ます







 
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