テレビに映った、連立政権合意書の社民党の福島党首の署名が、
まるで小学生のような幼い字だなと思ったら、さっそく週刊誌の見出しになっていて笑った。
それはどうでもいいのだが、本書を読むと村山さん自身が「めぐり合わせの人生」と言っていたように、
村山さん自身はそれほど望んだわけでもないのに、周りに担がれあれよあれよといつの間にか、
総理大臣にまでなってしまったのがよく分かる。そういう意味でたしかに人柄はいいのかもしれないが、
佐高信が、村山政権を過剰に評価しているのがなんとも違和感があった。
村山談話にしても戦後五十年の節目という意味があったのは間違いないが、
その後の内閣が、踏襲と言っておけばいいという免罪符に使われていないだろうか。
小泉などはその典型であろう。そこに本当の意味での反省の念などありはしない。
そもそも自社さ政権は果たしてこの国にとって良かったのか?
少なくとも、社会党が自民党と連立を組んでなし崩し的に、党方針を変更していったがために、
その後の衰退があったことは否定できないはずだ。
