実話に基づいた物語ということで、作品に力がある。
作中でも語られている通り、ツチ族とフツ族と言ってもほとんど見た目の違いはない。
にもかかわらず、あれ程の大虐殺が起こってしまうとは、何とも信じがたいものがある。
もちろんこれは欧米の植民地支配に起因していることは言うまでもない。
私は今でも欧米が、人権だ何だと偉そうに言うたびに何とも煮え切らない気持ちになる。
映画の中でも、欧米の冷淡さ、無関心さが良く描き出されている。
白人は救っても大虐殺をとめようとはしないのである。
私は、現在でも白人の中には黒人への潜在的な優越感が存在していると確信している。
全くの余談だが、アメリカの今度の大統領選挙の結果はどうなるだろうか?
私は、意外な程大差でマケイン氏が勝利するのではないかと予想している。
潜在意識は簡単には拭い去れないだろう。
