問題は格差ではなく貧困なのだ。本書を読むとそれがよくわかる。
先日、朝日新聞で鷲田清一氏が貧困問題と孤独の関連性について指摘していたが、
本書からも、貧困問題が、孤独により増幅していることがわかる。
そういう意味では、湯浅氏らのネットワークを構築していこうという試みは、正しい選択だと思う。
しかし、政府が動かなければ、貧困問題の根本的な解決はあり得ない。
現在に至るまで、この国は貧困問題の存在を認めていないというのは異常な事態だと思う。
それによって守られている者は何なのであろうか?
声をあげていくしかないのだと思う。