ところどころ太字になり、おまけに章ごとにまとめまで設けてあり、
まるでここが大事なんだよと教え諭されているような気がして、
そこがちょっと有難迷惑だった。
ただ、ドキュメントワーキングプアのところなど大変興味深く読んだ。
今の世の中は、まるでゴールの見えない短距離走みたいだ。
スタート時点でいい位置にいた者と脚力の強いものが先頭集団を形成し、
それ以外の者は、どんどん引き離されていく。
先日の東京マラソンで全員がスタートするまで20分以上かかったそうだが、
短距離走で同じような現象が起こったと仮定したらどうだろう。
後ろの方の者は、始まりから死ぬまで先頭なんて夢のまた夢だ。
そして、いまの政府は先頭集団しか見てはいない。
前の者が走りやすいように道を整備することはあっても、
力尽きようとする走者のことなど知ったことではない。
自分で何とかしろと言い放つ。
大多数は、先頭集団から零れ落ちているはずなのに、
何故この国の仕組みは変らないのだろう。
それは彼らが無気力だからだ。
私はあと10パーセント投票率が上がったらこの国は変ると思う。
民主党はその受け皿になれるかは確かに疑問だが、
決して先頭には追いつけない私たちにもこの国を変える力はあるはずだ。