何が可笑しいかって、社会の理念。
胎内にいる時、外で待っているのは競争社会だ。
私は、何によって呼吸すればよいのか、、、。
世の中への迎合か離脱か、はたまた新党の結成か、
再臨主による革命か。
便利さから不自由さが生まれ、私は矛盾で造られた。
この命は、ゴミもがらくたも同然だ。消えてなくなってしまえばよいのだ。
私は書きものがすきだ。これは、祖母、母の血だ。
大した能力はないが、キャンバスに絵を描くように、小窓に文字を打ち込んで、整理作業をする。それは思い通りに飛び回ることのできる、私にとって最大なる自由な時間と空間だ。
あるひとが“自分が書く事は、全部嘘だ”と言った。
私はそれをかっこいいと思った。
在りもしない自分を演じることは、楽しい。
温もりや、切ない怒り、不安や嘆き、躍動する音や色彩、、どれもが本人で、何が嘘か本当かなんて、書いてしまえば大して違いはない。
文章を書いている時は、何処に辿りつくかなんて、わからない。
自分自身、書きながら、旅をしているようなものだ。
そこには縛りがないし、常識がない。
ただただ自由だけがある。
だから、書くことがすきなのだ。
結局は、自由を愛してる、それだけだ。