小嶋款◇個性心理學で“辞めない・育つ・成果を出す”組織をつくる研修の専門家

小嶋款◇個性心理學で“辞めない・育つ・成果を出す”組織をつくる研修の専門家

個性心理學で一人ひとりの強みを伸ばす研修。離職防止・人材育成・組織力アップにつながる成果を全国対応サポート。

こんにちは。
ニーズコネクトの小嶋です。

本日は歯科医院様向けにお伝えしてまいります。
 

歯科医院の経営者の方とお話ししていると、こんなお悩みをよく耳にします。

 

「治療には自信があるのに、自費診療がなかなか増えない。」

「初診は来るけれど、メンテナンスに続かない。」

「スタッフによって患者さんの満足度に差が出てしまう。」

「説明はしているのに、なかなか伝わらない。」
 

実は、これらは技術や設備だけの問題ではありません。

もちろん、治療技術は歯科医院にとって最も大切な土台です。
 

しかし、患者さんが「またこの歯医者さんに来たい」と思う理由は、それだけではないのです。

ある医院では、設備も最新、技術も申し分ありませんでした。

ところがメンテナンス継続率は45%前後。
 

一方、別の医院では特別豪華な設備ではないにもかかわらず、継続率は78%。

紹介率も約2倍という結果になっていました。

この違いは何だったのでしょうか。
 

私は数多くの現場を見てきて、一つの共通点に気付きました。

それは、「患者さん一人ひとりへの伝え方」が違っていたということです。

そして、その伝え方を体系的に理解できるのが個性心理學です。

今日は、歯科医院経営において大きな武器になる「患者対応」の考え方についてお話ししたいと思います。



 


なぜ同じ説明をしているのに、伝わる先生と伝わらない先生がいるのか

例えば、

「半年後には虫歯になる可能性があります。」

この説明。

先生としては十分説明したつもりでも、

患者さんによって受け取り方はまったく違います。

 

ある人は、「わかりました。」とすぐ予約します。

ある人は、「また考えます。」と言って来院しなくなります。

ある人は、「先生に任せます。」と言います。


つまり、

問題は説明不足ではなく、"説明の届け方"なのです。

この違いを理解すると、

自費率

リコール率

キャンセル率

紹介率

スタッフの接遇まで大きく変わってきます。

 

では実際に、個性心理學でいう12タイプではどんな違いがあるのでしょうか。
 


■12タイプ別 患者さんへの伝え方

🌙MOON

こじか

安心が最優先。

「この治療が必要です。」よりも、「不安なことはありませんか?」の方が心を開きます。

質問を受け止めてもらえるだけで信頼が生まれます。
 


黒ひょう

感覚を大切にします。

治療内容だけではなく、「見た目も自然になりますよ。」「笑顔がもっと素敵になります。」

など未来のイメージを伝えると納得しやすくなります。

 


たぬき

信頼を重視します。

急いで契約を迫るより、

「長くお付き合いできれば嬉しいです。」という姿勢が安心感になります。

先生への信頼が継続来院につながります。

 


ひつじ

根拠が欲しいタイプ。

レントゲン写真、統計、成功事例

これらを見せることで納得度が高まります。

 


🌍EARTH

自分で決めたいタイプ。

「どうしますか?」と選択肢を渡すことが重要です。

押されるほど距離を取ります。

 


楽しく前向きな雰囲気が好きです。

説明だけで終わらず、「ここまで良くなりましたね!」

と小さな成功を共有すると継続率が上がります。

 


全体像を知りたいタイプ。

今日は何をして、次回は何をして、最終的にどうなるか。

ロードマップを示すことで安心します。

 


子守熊

合理性重視。

費用・期間・メリット・デメリット

を整理して説明すると判断が早くなります。

 


☀️SUN

チータ

結論が欲しいタイプ。

長い説明より、「一番おすすめはこれです。」が響きます。

 


ライオン

先生としての自信を見ています。

「私ならこの治療を選びます。」という一言が安心になります。

 


ゾウ

責任感があります。

「長くご自身の歯を守るために。」という将来視点が刺さります。

 


ペガサス

自由な発想を好みます。

型にはめず、「こんな選択肢もあります。」という提案が喜ばれます。

 


ここまで読んでいただいて

「患者さんによって反応が違う理由」が少し見えてきたのではないでしょうか。

 

しかし実際の現場では、もう一つ大きな落とし穴があります。

それがスタッフ配置や役割分担です。

患者さんへの対応だけでなく、「誰が、どの場面で関わるか」が医院全体の印象を左右します。

そこで次は、多くの医院で見られる配置ミスと改善策を12タイプごとに見ていきましょう。

 


■12タイプ別 配置ミスあるある+改善策

🌙MOON

こじか

❌いきなり治療説明だけを始める。

患者さんはまだ緊張しています。

✔まず雑談や体調確認から入り、「今日はご不安なことはありますか?」と

安心を作ることで、その後の説明が素直に入ります。
 


黒ひょう

❌マニュアル通りの説明だけ。

✔見た目やライフスタイルを含めた提案を行うことで、「私のことを分かってくれている」と感じてもらえます。
 


たぬき

❌毎回担当が変わる。

✔担当制や丁寧な引き継ぎを行い、信頼の積み重ねを大切にすることでリピート率が安定します。
 


ひつじ

❌「大丈夫です」の一言だけ。

✔写真や模型、症例を使って根拠を示すことで、自費診療への納得感が高まります。
 


🌍EARTH

❌治療方針を押し付ける。

✔複数案を提示し、「〇〇さんならどちらを選びますか?」と本人の意思を尊重します。
 


❌毎回同じ雰囲気。

✔スタッフの声掛けや院内イベント、季節感のある工夫で「通う楽しみ」を作ることが継続につながります。
 


❌今日の説明だけで終わる。

✔治療全体のスケジュールを見える化すると安心して通院できます。
 


子守熊

❌感情論ばかりで説明する。

✔費用対効果や期間、将来のメリットを整理して説明すると、判断がスムーズになります。
 


☀️SUN

チータ

❌説明が長い。

✔結論→理由→補足の順番で話すだけで理解度が大きく向上します。
 


ライオン

❌自信がなさそうな話し方。

✔専門家として堂々と伝えることで、安心感と信頼感が高まります。
 


ゾウ

❌目先の治療だけを話す。

✔「10年後もご自身の歯で食事を楽しむために」という未来を描くと行動につながります。
 


ペガサス

❌選択肢が一つしかない。

✔複数の方法を提示し、それぞれの特徴を説明すると、自分で選ぶ満足感が生まれます。
 



タイプごとの特徴を知るだけでも現場は変わります。

しかし、「本当に成果につながるの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

そこで実際に私が見てきた現場をもとに、3つのストーリーをご紹介します。
 


■ストーリー実例①(MOON)

ある歯科医院では、初診のカウンセリング時間を短縮しようと、問診後すぐに治療説明へ入っていました。

先生は「丁寧に説明している」と思っていましたが、メンテナンス予約率は48%。

ある日、個性心理學を取り入れ、「まず安心を作る」ことを徹底しました。
 

スタッフが最初に、

「今日は勇気を出して来てくださったんですね。」

「気になっていることを何でも教えてください。」

と声を掛けるようにしたのです。
 

すると患者さんから自然に本音が出るようになりました。

「実は歯医者が怖いんです。」

「前の医院で嫌な思いをしました。」

そんな言葉を受け止めてから治療説明をすると、表情が一変。

半年後にはメンテナンス継続率は48%から74%へ。
 

患者さんアンケートでも「安心して相談できる」が最も多い回答になりました。
 


■ストーリー実例②(EARTH)

自費診療が伸び悩んでいた医院。

説明は完璧でした。

しかし患者さんは、「家族と相談します。」「少し考えます。」ばかり。

原因は、患者さんが自分で選んだ感覚を持てていなかったことでした。

 

そこで説明を変えました。

「こちらがおすすめです。」ではなく、

「もし先生だったらAですが、〇〇さんの生活ならBという考え方もあります。」

と選択肢を提示。

 

さらに治療スケジュールを一枚のシートにまとめました。

結果、自費診療成約率は31%から57%へ。

患者さんからも、「自分で納得して決められました。」

という声が増えました。

 


■ストーリー実例③(SUN)

ある医院では、「先生は怖いけど腕はいい」と言われていました。

技術は高いのに紹介が増えない。

そこで先生には、「結論から伝え、自信を持って話す。

ただし最後は患者さん自身が選べる余白を残す」という伝え方を実践していただきました。

 

「私ならこの治療をおすすめします。」

「理由は3つあります。」

「ただ、最終的には〇〇さんの考えを大切にしたいと思っています。」

この流れに変えただけで、患者さんとの会話が増え、紹介件数は月8件から17件へ。

 

キャンセル率も約30%改善しました。

技術は変えていません。変えたのは、「伝え方」だけです。

 


まとめ

歯科医院は、治療をする場所であると同時に、人と人との信頼関係を築く場所でもあります。

どれだけ優れた治療技術があっても、患者さんが
「自分を理解してもらえた」「安心して任せられる」と感じられなければ、継続や紹介にはつながりません。
 

個性心理學は、人を決めつけるためのものではありません。

目の前の患者さんに合わせた「伝え方」や「関わり方」の
ヒントを得るための実践的なコミュニケーションツールです。
 

実際に研修を導入された医院では、

  • メンテナンス継続率の向上
  • 自費診療率の改善
  • スタッフ同士のコミュニケーション向上
  • 患者満足度アップ
  • 紹介率の増加など、多くの変化が生まれています。

私が目指しているのは、「売上を上げる研修」だけではありません。

院長先生も、スタッフも、患者さんも笑顔になれる医院づくりです。

「なぜ、あの患者さんには伝わらなかったのか。」

「スタッフの強みをもっと活かしたい。」

「自費診療やメンテナンス率を改善したい。」

そんなお悩みがあるのであれば、一度個性心理學という視点から医院を見直してみませんか。
 

きっと今まで見えなかった改善ポイントが見つかるはずです。

もしこの記事を読んで、
「うちの医院でも取り入れてみたい」「スタッフ研修として話を聞いてみたい」と
感じていただけたなら、ぜひお気軽にご相談ください。
 

一つひとつの医院に合わせたオーダーメイドの研修やサポートを通じて、
患者さんから「また来たい」と選ばれ続ける歯科医院づくりを、全力でお手伝いさせていただきます。
 


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小嶋 款(こじま まこと)

個性心理學研究所 総本部認定講師 
講師スキルアップ委員会委員長
株式会社ニーズコネクト代表取締役


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