こんばんは!
更新が遅くなり申し訳ありません。
今回の件、多数の拡散やリプライ、ご支援や預かりのお申し出など有難うございます!
忘れられてしまうこと、無かったことにされてしまうことが一番恐ろしいため
皆様のひとつひとつのアクションが励みになります!
今回の記録ですが、
昨夜のTwitterでも触れたとおり
かなりキツい内容となります。
ご無理のない範囲での閲覧をお願いします。
【今回の目的】
・雌雄分けを再チャレンジ
・亡くなった子ウサギの埋葬
・怪我の進行がひどい子、生まれたての子、妊娠疑いの子を優先で保護&通院へ
・近隣の保護施設に連絡、相談
12月17日(土)
オフ友の島谷さん(@uranai11oclock)と、
フォロワーのちょこさん(@tagosakufumomo)と
昼過ぎから現地作業。
集合時は雨でしたが、夜から雪になる予報。
帰路のことも考え短期決戦でいきたいところです。
昨日の情報をお二人に共有し、戦略を立てました。
納屋②に赤ちゃんがいるので
メス部屋に。
納屋③を綺麗にしてオス部屋に。
→まずはそれぞれの納屋をキレイにしよう。
そうしてまず昨日見かけた赤ちゃんの状態をチェック…
したのですが、動いておりませんでした。
ゴム手袋をして触れてみたところ、完全に冷たくなっていました。
昨日の段階で「母乳をあげている可能性があるから」と様子見せずに連れ帰っていたら…
と後悔しますが、命は帰ってきません。
嘆いている時間も日が落ちてしまうため、
切り替えて作業に徹します。
ちょこさん→納屋①、納屋②の糞尿撤去
島谷さん→納屋③の掃除
(うさぎさんが踏むと危ない木片やガレキの撤去)
ウサミ→納屋②関連・赤ちゃんの埋葬
というかたちで作業開始。
ですが、納屋②には糞尿に埋もれつつ
巣箱(うさぎの隠れ家)が置いてありまして。
亡くなった赤ちゃんは、
出入口すぐ横の巣箱にいました。
巣箱は入口が円形で狭いため、
遺体を取り出すには手を入れる必要があります。
心の中で謝り続けながら手を入れると、
その下も、
ぜんぶが糞尿と毛と、
たくさんの赤ちゃん達が圧縮されていました。
もちろん生きてはいません。蛆も湧いています。
巣箱のなか、
ほぼ全面そうなっていました。
もう絶句するしかなく、
でも頭の中では冷静に
「つまり他の巣箱も…」と考えてしまいます。
うさぎ達、奥の巣箱にも隠れてます。
こうしている間にも、赤ちゃんの遺体を踏みつけて最初の巣箱にも出入りしています。
居場所がほかにありませんから。
同じ納屋②の作業をしていたちょこさんと相談、
励まし合って、
木箱を一度ぜんぶ外に出すことに。
結果、
※以下、画像ご注意ください
1.5箱分がこう。
(巣箱の裏側からの画像)
糞尿、
赤ちゃん、
巣作りの毛などが踏み締められ、
固くなり、
その上にまた出産し…
昨日見た納屋①の遺体や、
納屋②で巣箱の外まで転がり出ていた数匹の遺体は
ほんの一部にすぎませんでした。
ふわっと手ですくえるはずもなく、
裏庭で島谷さんと
遺体の剥ぎ取り作業。
(その前に島谷さんには墓穴を掘ってもらっていました、力仕事なのに有難う…!)
どれが糞か、赤ちゃんか、巣の毛か分別つかなくなっていたので
まとめて埋葬するしかありませんでした。
きちんと数えてはいないのですが、
おそらく全部合わせて50匹ほど…
帰り道で島谷さんと話していたことですが、
もしかしたらこの巣箱は「産み捨て部屋」として使われていたのかもしれません。
育っても生き伸びられる環境ではないので…
埋葬完了!!
次に生まれてくるときは、
どうか生を謳歌できますように。
この間、ちょこさんには納屋②の掃除を続けていただき(圧倒的感謝…!)、
他の巣箱にあった糞尿も削ぎ落として、
それらを戻し、
ようやく部屋づくりが終わりました。
が、
ここで問題発生。
すでに庭、納屋①、納屋②、納屋③で
それぞれコミュニティが形成されているのです。
他の納屋からオス、メスをまとめようとすると、
一気に
喧嘩が起こります。
多少なら避妊のため、と思わなくもないですが
余計な生傷をつくるのもストレスを増やすのも本意ではありません。
生死に関わる喧嘩に発展する恐れもあります。
【 結 論 】
庭、納屋①、納屋③は一旦そのまま。
(特に納屋③は大きな家具の下に広い穴がつくられ、逃げ込まれると引き出すのに時間がかかる)
納屋②のメスを全部ケージに確保し、
ココをオス部屋に!
……という方針になりました。
つまり、メス7匹を
どうにか個別にしないといけないのです。
※昨日のトリアージ漏れなどがあり、上記画像とは数の差があります。すみません。
話し合いした結果、
・ちょこさん宅
→いじめられっ子のオス1匹
・島谷さん宅
→メス3匹
(比較的元気で外傷が少なめ)
・ウサミ宅
→メス2匹
(妊娠中?体が大きいだけ?&外傷が酷い子)
・飼い主さん宅
→メス2匹を玄関土間で
(雹が降るなか、ちょこさんが一旦ご自宅に戻り先代ケージ×2を持ってきていただく)
という配分になりました。
飼い主さん宅に残してきた、玄関っ子メス2匹。
寒さ避けの毛布と、擬似巣箱としてダンボール小屋
(齧るだろうけど、無いよりは寒さを凌げるはず…)
とりあえず納屋②のメスがいなくなったことで
産み捨てが発生することはなくなります。
ただ、
庭、納屋①、納屋③には、
まだオスメスのペアがいます
仲が良さそうなので、妊娠有無の確認→避妊去勢ができれば一緒に飼うことも可能かも?
庭の子たち。
雹が降ると土を堀った穴に入っていきました。
そして
納屋②には幼く、オス軍団に馴染めていなさそうな男の子もいます
里親さま、
一時預かりさま、
そしてケージが
圧倒的に足りません!
今後、寄付のお願いも考えていますが、
今のキャパシティではきちんとした収支報告ができる自信がないため一旦は物資でお願いしております。
再三のお願いとなり恐縮ですが、
命をつなぐためにも広い呼びかけ、
里親・預かりのご一考をお願いいたします。
【今回の成果】
・赤ちゃんの埋葬
・糞尿や危険物の撤去、掃除
・納屋②のメスを個々のケージへ移動
予定を大幅に上回り、19時に解散。
ちょこさんは帰路で新しいケージを購入
いただいたそうです。
(しかも売り切れのため、家からだいぶ離れた場所まで行って…)
島谷さん・ウサミペアは
2匹はキャリー、
3匹はダンボールに入れて
約2時間の帰路。
(キャリーは昨日ひつきちゃんから預かったものとウサミの自前のみだったので)
運転席から見た後部座席。
途中コンビニで中を確認したら、1匹横寝でくつろいでました。たくましい…好き…
ウサミ宅は先代の骨壷置きにしていたケージ×1、
新しく購入したケージ×1で対応。
島谷さん宅は
猫さんが使用しなくなったケージを分けて2匹分、
大型キャリーで数日しのぐ子×1で対応。
(猫さんは別部屋です)
という感じです。
お疲れ様でした…。
いや、みんな帰ってから、そして翌日からがようやくスタートなんですが。ハハッ
メスがいなくなったオス部屋
喧嘩しないでね…
今後の方針
・日常のエサ、牧草やりの様子見
・飼い主宅のメスの引き上げ
・ケージ次第で、庭、納屋①、納屋③のオスメスを優先確保
・納屋②の保温、最終的には引き上げ
ちなみに地元の保護施設にも連絡してみましたが、
収容のキャパシティや作業に発生する金銭的な問題で今回は見送ることに…。
今後譲渡会などを開く際はお世話になるかもしれません。ご対応有難うございました!
募集したい方・モノ
・終生飼育ができる
・飼育方法をアップデートできる
・ウサギにかける時間、手間、お金を惜しまない
上記が可能な
・里親さま
・一時預かりさま
ご連絡お待ちしています!
そして可能であれば、
・ケージ
・トイレ
・吸水器(できればディッシュタイプ)
を消毒済み&送料ご負担でお送りいただけると嬉しいです
(うさぎさん達、植木鉢の受け皿で雨水を飲んでいたためボールを舐めるタイプの吸水器の使い方が分からない子が多いということが発覚いたしました。保護したては特にガブガブ飲む子が多く、どちらかというとディッシュタイプだと嬉しいです。)
※12/20追記
物資のご支援ですが、さまざまなお声がけ有難うございます!
ただ、急遽全数の引き上げが必要になったこと、また、状況に応じて必要な品が変化してしまうこと、ご準備・お送りいただく手間・送料などを考えたら現地で購入した方がという結論になりまして、募金に切り替えさせて頂こうと思っております。
口座が準備できました際はオヤツひとつ分だけでもご支援いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします!
里親さま・一時預かりのお問合せについては
ツイッターのDM
このブログ
メール
いずれかまでご連絡お願い致します
メールは usausausausa003@gmail.com です
また、
年末年始あたりで里親募集チラシ(ポスター?)を作成する予定です。
しかし今は情報がまとめきれず、
ご連絡も追いつかないため
後日、
貼ってもいいよという方(場所)を募集いたします。
(責任持って管理&終了後に剥がすところまでしていただける方に限ります)
掲示可能な場所にお心当たりのある方は気に留めておいていただけると嬉しいです!
今日の引き上げっ子
暗い話ばかりでしたので、引き上げ後の各うさぎさん達の様子です。
島谷さんとこの引き上げ子。
ちょこさん宅の男の子。
我が家のくるみ君の保護時にそっくり。
ウサミ宅の2匹。
茶色の子が食欲少なめなので、いつも食べていたキャベツをあげるともりもり食べていました。
ぶちの子はよく食べよく飲みよく出すので一安心。
我が家は水道のお湯をあげています
(お腹がゆるい子がおり、負担を少なくするため)
(冷えていると受け皿を齧って催促するほどお湯が好き)
試しにこの子たちにも与えてみたところ、ぶちの子がぐびぐび飲みました
(あとでTwitterにアップします)
茶色の子は警戒心のほうが強いみたいなので静かにしておきます
長々とお付き合いいただき有難うございました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
※掲載のお名前、内容はすべて許可をいただいています。
※飼い主さんの住所の特定等の行為はご迷惑、保護活動にとっても不利となりますのでおやめください。