今年もクレイオブジェコンテストに参加。

まずは9時から受け付け開始。
くじを引いたら11番テント、後ろもスペースがあってなかなかの好立地。
後から来る仲間にも褒めてもらえるだろう。

手慣れたもので荷物運び込んで即設営完了。
必要最低限の荷物がわかってくると作業場所の確保もできるようになった。

夕方にはメインメンバー集合で、まずはノンアルコールで乾杯。
残り42時間からのスタートは景気よくピザと共に。

今回のテーマは「西方白虎」
昨年、台風の接近でちょうどこの時間ほどで中止になった。
その時から1年温存した作品をリベンジなのだ。
勝手がわかっているので、土台の完成もすこぶる早い。

さらに今回はほぼ無垢なので、陶土のバランスを考えるためにまず仮置きして
本体に必要な量を試案。
これで済むならもっと大きくできるだろうと意見がまとまる。

おいおい、今年は初日の夜から土台に土をつけ始めてるぞ。
ウチらのペースじゃないけど、大丈夫かと逆に不安になったりする。
でも、早いことはいつもと違ってゆとりを生む、うれしいものだ。
ここで一昨年から始まった交流会へ。

参加チームが集まって、瑞浪市の名産でお茶会みたいなもの。
初回は何が何だか分からなかったけど、今回は各チームの自己紹介なんかが
あったり、主催者の方とコンテストについて談話したりして
和気あいあいとした雰囲気が良かった。
制作を止めるのはちょっと痛くもあるけど。

テントに戻ってから、本体の制作へ。
まずはミニオブジェを作って、体の向きやひねり具合、顔と足の位置などを
意思統一。これ非常に大事。


これに合わせて、まずは適当に陶土を置いてそこから仮程度に体を出していく。

ちょこっと作っては確認の繰り返し。
みんなのイメージに沿うように何をすればいいのか
あーだこーだと深夜に話し込む感覚、いいね。これぞクレイオブジェ。
同時進行の今回のチネリ部門。

陶土を日中のうちに乾燥させて、砕いていく作業。
何もやることがない時にコソコソと何も考えないでもできる我がチームの名物作業。
これをやり出すと、みんながニヤニヤしながら
「今年は何やるの~」って集まってくる。
これがいつもオブジェのカギとなるのですが、毎回どうなるのかわからないので、
みなさん興味深々なのです。
それがまたこのチームがほくそ笑む理由でもあるのです。クックックッ。

2日目の朝が明けてきた。
今年は路上で3時間ほど睡眠をとれたかな。
残り30時間。

テントでは骨組み担当人が頭の位置が決まった事で
頭の支えをする骨組みを作成中。
夜、早朝は機械工具を使えないので朝を待っての作業。
なかなかいいペースだ、いつになく予定通りに来ている。逆に不安だ。
日が昇ってきて一番きつい2日目の日中。
今年もクーラーボックスのペットボトルを凍らせた水も融ける暑さ。

頭からかぶって熱中症対策。
普段なら夜に備えてぐったり休むところだけど、
今回はペースもいいので、イケるところまで進めることに。

おかげで大分全体像が見え始めた、残り18時間。
妻が用意してくれたかっぱ寿司での夕食。

みんなであっという間に完食。これで今夜も頑張れる。
食事の手配が一番時間をロスするので、ありがたい。
2日目夜は花火大会も並行して行われるので

オブジェとのショットも撮れたりする。
いや、今まではこの花火が終わった時間から陶土をつけるほどなので、
こんな写真はありえなかったなぁ。
ともかく、ここからが一番じっくりとオブジェと向き合う時間。

うしろは細目に仕上げて、少し女性らしさを意識しながらの肉付け。
前とのバランスでここからもう少し太くなった。

仕上げに向かう工程は毎回担当。
おっと、審査委員長のご訪問だった様子、自分は集中しすぎで気が付かず。

前足は後ろとは逆に太く、男らしく踏ん張るイメージで。
このまま一睡もせず、朝までやって仕上げてきました。
そして3日目の朝方の姿。

今回全体の完成を急いだ理由がこのあたりで明らかに。
それを示す虎柄のマスキングが始まります。
これも一旦つけて様子を見るための仮のもの。

日の登りと共に乾燥を防ぐために湿らせた布をあてていきます。
ん?浴衣っぽいな。意外と似合うもんだ。
これで全体の乾燥具合を均一にさせていきます。
これも最後の仕上げのため。
残り3時間を切ったところで今回の目玉作業開始。

布を外してもう一度マスキングをかけていきます。

全体をマスキングできたところでチネリの粉登場!
全体にまぶしていき、粉が定着したところで外して細部をしあげて
時間いっぱいまで作業して、、、完成!

今回は虎ではなく、「白虎」ですから。
1種類の陶土で乾燥と保湿を使い分けて虎柄とその白さを表現。
ま、普通じゃあ思いつかないことするのがビーバーズ。

ただの虎柄ではなく、こんな遊び心を必ずいれるのがビーバーズ。


陶土と向き合い、自分の技量を最大限ぶつけてみた今回のオブジェ。
今までで一番陶土に触り、形を作り出したのではないかな。

審査風景
やり切った感はあったし、新たなる技法にチャレンジもした。
しかし、審査結果は無冠でした。
まだまだ目指すところへの道のりは長いようです。
しかしその分、来年もこのメンバーと楽しめるのだという期待感もあるのが
不思議。
クレイオブジェの帰り道はいつも夏の終わりを感じる。
そして、今年も。

祭りが終わった撤収時間に行ってきました。
夜のオブジェたちは昼間とはまた違った表情を見せます。陰影がすごい。

そして、ほどなくしてお迎えのフォークリフト。

解体現場へのお見送り

今年もお世話になりました。
来年も参加するぞ、たぶん。
年を重ねるごとに終わった後の疲労感が増して、ブログアップもままならない。
今年はとうとう2か月遅れ。





































