どうしようもない男 第3話 ~ なんとなく ~ | 恋せよ乙女

第1印象は、


( あ~、不細工ちゃってよかったぁ )


でした。あせる


背はそんなに高くないけど、割りと濃い顔で、


かっこいいほうだと思った。


甘い感じが好みなあたしには、


ちょっときつそうなイメージだった。


「 狭いけど、あがって、 」


男についていくと、市営住宅の自分の家の


庭先に、プレハブが建っていて、


男の部屋はそこだった。


部屋に上がると、綺麗に片付いていた。


「 適当に座って 」


あたしは、窓に近い奥のほうへ行くと、座った。


(なんか、ヤンキーあがりくさいなぁ)


そう思ったけど、あたしはヤンキー上がりは好きだったあせる


「 仕事なにしとるんはてなマーク 」


「 俺、先月 こっちの地元に戻ってきたでさ、


  まだ仕事今探しとるんさ 」


「 そなんや~、何で戻ってきたんはてなマーク 」


「 んー、1人暮らしがしんどくなったでかな~ 」


「 へぇ~、」


いろいろとお互いのことを知る内容の話を


2時間ほどしていた。


        とん、とん、とん


その時、部屋のドアがノックされた。


男がドアを開けると、


「 おぉ~~、佐野、ほんまに帰ってきてたんやなぁ~ 」


「 おおー。久しぶりやなぁ 」


「 あっ、お邪魔やったはてなマーク(笑) 」


「 いあ、ええよ~、あがんなー 」


という声がして、友達らしき人が3人あがってきた。


「 ども~、おじゃましま~す 」


「 お友達はてなマーク ならそろそろあたしかえろかな~ 」


「 まだええやん 」


あたしは上げかけた腰を下ろした。


ほんとうは、もう帰りたかった。


友達たちと、あたしの分からない話で


勝手に盛り上がってる姿を見て、


配慮のない人やな。と思ったし、


嫌って程でもなかったけど、


まー、つきあうのはどっちでもええかな~って感じだった。


1時間たっても、友達は帰らないし、


ますます盛り上がってるし、


つまらんなー、と思いながら、TVを見ていた。


まだまだ話がおわらなさそうなんで、


ようやく、話の切れ目に、


「 帰るわー 」


と言った。


男は、外まで送ってきて、


「 ごめんな~、もっと話したかったのに。。


  また電話するわ 」


と言った。


あたしは、そのまま家に帰ると、


なんか疲れてしまって、お風呂に入るとすぐに寝た。




    3話にして、こいつの話かかなきゃよかった・・・


              などと思ってしまいましたあせる


              思い出すのも嫌やー


              でも、書き始めたんで、がんばって書きます(;´д`)