この通り 3匹仲良く過ごしています。
お天気の良い日は 南側のサッシ越しに 日向ぼっこです。
マリンの定位置は 娘のベッド横の炬燵です。
ミッくんは 聡ちゃんの椅子で寝てるか
ルナと一緒に 私の椅子の横の椅子です。
どちらの椅子も
座布団サイズのホットカーペットを敷いています。
夜 寝る前に 私の半纏を上に被せています。
以前のように 猫たちの隙間に
体を添うように寝るのは
今は 無理です。
以前は 6匹くらいと一緒に
シングルベッドに寝ていましたが
今なら ルナとミッくんだけですから
大丈夫と思いますが
年齢と共に 無理できないですね。
その代わり 娘のベッドに集中して
寝不足のようでしたが
ダブルベッドですから 余裕と思いますけど。
今は マリンだけですから 寂しいようです。
聡ちゃんは 別の部屋で キキとユズの担当でした。
2匹は 静かで お利口さんでしたから。
今は 何か 忘れ物したみたいでしょう。
玄関を出るときの 逃亡防止の苦労もなくなりました。
ルナとユズには いつも注意を払っていました。
ブンも出たいのですが 柵を乗り越えれなくて
取り敢えず チャンスを狙っているのですが
逃亡できなかったですね。
ルナとユズは 油断すると
脇からスルリと 軽やかに飛んで出ました。
今は 玄関が開いても 上り框でお迎えしてくれて
外に出ようとする子は いません。
毎日 外に出るときは 注射が待っていましたから。
南側の ベンチの日向ぼっこも
ずらりと並んでいた子たちの姿が見えなくて
3匹は 寂しそうです。
3匹の 猫暮らしに 慣れてきたかと思うのですが
夜になると ミッくんが
ミャッミャ ミャーッミャと 鳴いて
仏間や 広縁を 捜すように 歩き回ります。
ブンパパや 姿の見えない仲間を呼ぶように。
花音と一緒に ブンパパのふわふわのお腹に
顔を埋めて 寝ていました。
おっぱいを 飲んでる仔猫のように。
マリンは娘に ルナは私に
人に甘えることを 知っています。
ブンパパに甘えて お兄ちゃん猫に甘えて
妹分の 花音と紫音を 転がして遊んでいた
ミックンは 人に甘えることを知りません。
いつも「ミッくん 失敗しないので。」
シッカリし過ぎの オチビさんでした。
大雨の日
クルマで出かけようとしていた私に
傘もささず 駆け寄って
運転席の窓から 両手に大切に包んだ
仔猫を 託した 郵便局員さんは
後日 小包を配達にきたときに
ずっと 南の小学校の前を
雨に打たれながら 必死に歩く小さな命を
クルマから 見たときに
思わず クルマを止めて 抱き上げていた
そして 私の家しか思い浮かばなくて
連れてきてしまいました。
受け入れてもらって 感謝します。
僕には 育てられませんでした。
育てたのは 私ではなくて
ブンちゃんでした。
いつも ミッくんの傍に居て 一緒に寝ていました。
目を覚ますと 顔を舐めて 抱きしめて
遊んでいました。
スミちゃんも ユズもマリンも ルナも
ブンちゃんにならって
みんなで大切に育ててくれました。
だから ミッくんは 頑張って大きくなりました。
お兄ちゃんに 負けないくらい
シッカリした男の子に。
みんなと 仲良しです。
だから 後からうちの子になった
花音と紫音に お兄ちゃんらしく お世話して
一緒に いっぱい遊んであげました。
ミッくん。
ミッくんには 見えているのかな?
みんなは ちゃんと この家で
仲良く 一緒に 居るって。
だから 一緒に寝ようって 呼んでるの?
戸が 開かなくても
お外でも 元気に 遊んでるから
寂しくない?
抱っこされるのが 苦手なミッくんだけど
ルナとマリンと ニイニとネエネと母さんと
3匹と3人と 出入り自由な仲間たちと
この家で のんびり ゆっくり
空にかえるまでの 時間を
大切に 過ごしていこうね。
どの命にも
うちの子であれ 外で過ごす子であれ
野良と呼ばれる命であれ
安らかに過ごせる 居場所があり
優しい手に守られて
天寿を全うできる
新しい年であるように
この国の 物言えぬ命に 幸多くあれと
願う心が 繋がる世で ありますように。
この空に 祈ります。