獣医師のN先生に 託してお見送りしました。
N先生は 往診専門の先生で
個人でTNRを頑張っておられるボランティアさんが
紹介して下さった方です。
愛情深く 信頼できる獣医師さんです。
紫音ちゃんは 下痢が続いていて
２日間 絶食してからの 手術になりました。
この子は小柄で うちの子の末っ子で
可愛くて いじらしくて
(花音ちゃんが 避妊手術で卵巣がなくて
そのままお腹を閉じたこともあり)
避妊手術はせずにおこうと思っていました。
斜視が 成長とともに少しずつ治ってきていたのですが
9月初旬から 左目をショボショボしだして
3日前から 目が開かなくなりました。
ずっと 涙目のような感じだったのと
他の子も 風邪引きなどで ショボショボしてても
自然に治癒していたので 様子を見ていました。
目薬も痛いようで嫌がるし
ブンちゃんや 他の子が舐めるのも嫌がり
怪我かもしれないと N先生に電話しました。
（花音ちゃんが 避妊手術から 本当に懐かなくて
お外のサーちゃんやリーちゃんの方が懐いています。）
紫音ちゃんは 聡ちゃんにだけは懐いて
膝の上で撫でてもらうくらいになっていました。
6月頃から 私がブログをしてると
すぐ傍で眠るようになりました。
触っちゃ駄目と思っていたら
紫音ちゃんから 私の腕にスリスリしてくるようになり
撫でると 嬉しそうにゴロンとするようになっていました。
可愛くて 愛おしくて いじらしくて
私の秘蔵っ子になったのです。
左目は 手術になるかもしれません。
もし 薬などで治癒するようなら
避妊手術をお願いしました。
麻酔前に 血液検査などで体調を診ていただきます。
明日のお昼前に 帰宅の予定です。
２日間 ２階建てのゲージで過ごしました。
お水だけです。
娘夫婦も私も 何度も撫でました。
「ごめんね」って。
今までも 避妊手術前の １日絶食では
心が傷んで こちらも辛かったです。
２日間 小さな体で大丈夫か
心配でたまりません。
私も 紫音ちゃんと一緒に断食することにしました。
でも 朝の青汁入り豆乳コップ１杯と
昼のブラックコーヒーと烏龍茶は飲みました。
紫音ちゃんより ずっと楽しています。
紫音ちゃんを見送っても 無事に帰るまでは
食べる気がしません。
紫音ちゃんに
大好きなスープとチュールをあげるまでは
食べません。
どうぞ 出来れば手術することなく
目が治りますように。
避妊手術が 無事に終わりますように。
今までも 避妊 去勢手術のときは
申し訳なくて 祈るような気持ちでしたが
今日は 本当に辛いです。
TNRは 外猫さんが 一代の命を全うして
生き抜くために 今は最善の方法と理解しています。
飼い猫も 居場所のない子を産ませないために
避妊 去勢手術は 必要と理解しています。
お父さん お母さんになれない
ずっと 子どものままの子たちのために
終生 愛情をもって 家族として
その命を見届ける覚悟がなければ
命を引き受けられません。
それでも 人間の奢りではないのか?
人間の都合ではないのか?
いつも 葛藤があります。
どうか 紫音ちゃんが無事に戻ってくることを
祈ります。
そして うちの子が みんな
わが家とのご縁を 良いものと
過ごしてくれることを願います。
すべての もの言えぬ命に
優しい手が寄り添い
安らかに眠れる居場所がある
そんな世に なりますように。
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🎀 pinterestより