救急外来24時(笑いの)番外編:病室は謎だらけの密室劇!
前回までのあらすじ(ざっくりおさらい)
夫が「いつもの尿管結石だよ〜」と軽やかに言ってたのに、フタを開けたら腎盂腎炎からの敗血症という、ジェットコースターも真っ青な急展開で緊急入院!
辛うじて命は取り留めたものの、意識朦朧でロレツも回らない。でも、病院からは「今後の検査計画」という、まるで未来の介護計画書みたいな紙しか渡されず、私は蚊帳の外で「え、生きてる?」状態。
回診と記憶喪失と600の壁
回診の時間になると、医師が夫に何か説明してるらしいんですよね。
ええ、らしいんです。
だって、当の夫は意識朦朧、ロレツは奇跡のコラボレーションで「うにゃうにゃ」状態。
後日、「あの時、先生なんて言ってたの?」と聞いても、
夫「ん?なんにも覚えてないよ」
ですよねー!知ってましたよ、先生!
「まったく、そんな相手に説明して、あとで責任追及されても平気なんですかね?」
と、思わず小声でつぶやいてしまった私を許してください。(心の中で!心の中でですよ!)
でも、夫にもかすかに記憶の糸が残っていたらしく、
夫「なんかさ、血糖値が600超えてたらしくてさ。インシュリン何本打ってもぜんっぜん効かねえって言われたのだけは覚えてるんだよね」
血糖値600。もはやラスボス感さえ漂う数値。そりゃあ、インシュリンも「今日の仕事は無理っす!」ってストライキ起こしますわ。
病室は謎のグルメ劇場
入院2日目。病院へ行くと、夫は「食欲がない」と、お粥に手を付けてない様子。当然、血糖値はまだ高止まり。
何も食べないのもかわいそうだし、血糖値が高いからこそ「ちょっとだけなら…」と、私の愛と罪悪感から生まれた我が家の卵焼きをコッソリ差し入れ。
夫、さっそく差し入れを食べるために、病室のカーテンをスーッと閉め、まるで極秘ミッション中のスパイのようにコソコソと食べ始めたその時。
聞こえてきたんですよ。前のベッドからの会話が。
看護師さん:「〇〇さん、昨日、プリン食べたでしょー!3個も!」
じいさん(前のベッド):「…(無言)」
えええええええええええ!?
プリン3個!?
そういえば昨日、奥さんらしき人が来てたけど…って、待て待て待て。
なんの病気で入院してるか知らんけど、なぜ、プリンを一気に3個も胃袋に収めたんですか、じいさん!?
「どこも一緒ねー。医者の目を盗んでコソコソ食べるのは」と、卵焼きをコソコソ食べてる夫と、看護師さんに怒られてるじいさんを交互に見て、思わず心の声が漏れそうになりました。
…いや、待てよ。
私の夫も、血糖値600なのに卵焼きをコッソリ食べてる。
じいさんも、たぶん(たぶん!)血糖値に気をつけるべき状況でプリン3個食べてる。
この病室、実は「秘密のグルメ劇場」か「カロリー無視の反逆者たち」の集会所なのかもしれない…!
それにしても。
この部屋、なんか暑くない? お年寄りばっかりだから冷房効かせられないのね…
秘密のグルメ劇場は、今日も熱気に包まれて幕を下ろすのでした。
【おまけのつぶやき】
私の愛の卵焼きが、血糖値を603にするか、597にするか。 それが問題だ。
今日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
プリンは一個で!
あなたの明日が、今日よりもっと健やかで幸せな一日になりますように
LOVE&PEACE ![]()
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