日本国外での流通が少なく
国際条約による規制対象からも外
されていたこと
そして
「チエノジアゼピン系」という
新たな骨格の開発によって
非ベンゾジアゼピンとして
その安全性が高く評価されていた
こと
この誤った認識で30年以上も
「向精神薬」としての指定薬物規
制から放置され続けていたこと
これらの杜撰な国の対応が原因で
様々な医療機関での制限のない安
易な処方で多くの依存被害を招い
た悪魔の薬
それが「デパス」です
この薬は2016年に
「麻薬及び向精神薬取締法」にお
ける第三種向精神薬に指定される
までは
処方薬(医師の診断が必要な薬)
とさえ扱われることなく
インターネットの普及での個人購
入の増加によって、過剰摂取など
の乱用問題も、その深刻化を加速
させていきました
そして最悪なのは
その作用機序がベンゾジアゼピン
系と同じGAVA受容体作動薬であ
るため
医療関係者からはベンゾと混同さ
れることが多く
その当時は安全な薬とされていた
「ベンゾブランド」という薬事承
認に便乗した製薬の企みも
その需要と被害拡大に拍車をかけ
ていました
ほとんどのデパス服用者が
デパスはベンゾジアゼピンだと勘
違いしているのは
医療の誤った認識と製薬陰謀によ
るものでした
しかし、デパスが非ベンゾだから
といって、その毒性が低いという
ことは決してありません
アメリカでは
麻薬取締局の連邦規制によって
デパス(エチゾラム)が
2023年に最も厳重な
Scheduleスケジュール1
(temporary:一時的)区分に指定され
更に2026年には、
Scheduleスケジュール1
(permanent : 恒久的) 指定が発効
されました
Scheduleスケジュール 区分 とは
連邦規制物質法に基づき、薬物乱
用の危険性、現在認められている
医療用途、および医療監視下での
安全性を基準に規制物質を5段階
に分類する制度です
同じスケジュール1には
ヘロインやLSD、MDMAなどが
その同格にあたり、最も危険な薬
物に分類されています
理由として
乱用される危険性が高く、医療監
視下でも安全性が確立されないた
めです
以下はスケジュール2〜4までの区
分です
Scheduleスケジュール2
医療用途は認められているものの
依存性が非常に高い薬物です
・モルヒネ
・フェンタニル
・オキシコドン
・メチルフェニデート
厳格な処方管理が義務付けられて
います
Scheduleスケジュール3
乱用リスクはスケジュール2よりも
低いものの、身体・精神依存を生
じる可能性があります
・ケタミン
・アナボリックステロイド
Scheduleスケジュール4
医療用途があり、依存性は比較的
低い薬です
・ジアゼパム
・アルプラゾラム(ソラナックス)
・ロラゼパム(ワイパックス)
・クロナゼパム(リボトリール)
ここに多くのベンゾジアゼピン系
薬剤が含まれています
しかし、依存性が比較的に低いと
いう見解には強く疑問を呈します
この区分の位置付けからも
デパスが如何に強い毒性と依存を
引き起こす薬であることは一目瞭
然であり
同じベンゾジアゼピン系薬剤の区
分とは別格なことがその事実を物
語っています
日本では今だに、規制のない時代
から数十年にわたるデパス常用者
が存在しています
または、規制後にも安易に処方す
る悪質な医師も数え切れません
この薬の恐ろしさは
半減期が極端に短く、耐性がつき
やすく、服用間隔が徐々に狭まり
薬の切れ目には、地獄の離脱症状
を引き起こし
服用量を増やしても
やがては効果がなくなり
挙句の果ては
飲んでいても最低限の生活しか出
来なくなることです
もう止めることは不可能だからと
一生飲む覚悟さえ許されない薬で
す
その地獄から抜け出すためには
薬を止めるか
人間を止めるか
その二者択一しか
残された道はありません
この悪魔の薬を
国は容認しています
そして
チエノジアゼピン系という骨格が
その危険性に一線を引き、毒性の
実態を隠しています
この薬の本当の恐ろしさを知って
いるのは
服用者だけです