「あ、タマちゃん?」
一日の終わりに
疲れを癒すべく
湯船にゆっくり浸かっている時
私の脳裏に
1匹の猫ちゃんが
浮かび上がりました。
次の瞬間、私の膝上に
背中を上に丸まった姿を
タマちゃんは見せてきました。
「どうしたの?
もう一度ヒーリングしてほしいの?」
私は思わず愛のエネルギーで
目の前のタマちゃんを包み込み
ハグをしました…
しばらく<愛>を注ぎつつ
最後に背骨に添って
スゥッと一筋のエネルギーを通すと
タマちゃんの姿は
消えてしまいました。
タマちゃんどうしてるかな…
できるだけ長生きできれば
良いのだけれど…
「良いご家族に
お世話してもらって
幸せだったね、タマちゃん…」
と心の中で話しかけました
タマちゃんは、
私の友人まりさんのご実家で飼われている
キジ三毛猫の女の子で
先日、まりさんからヒーリングの依頼を受けて
施術したばかりでした。
タマちゃんは、9歳、
腎臓を患って大層痩せてきたそうで
ご家族皆さま とても心配されているとのこと。
ご実家では、
かつて1匹の犬と3匹の猫を飼われていたそうですが
昨年、一昨年と続けてお兄ちゃん猫とお姉ちゃん猫が
虹の橋を渡って行って
犬も既に向こうに渡っているとのことでした。
それでなくてもご家族は
悲しい想いでいらっしゃるでしょうに…
心がキュンと致します。
「先に虹の橋を渡った猫たちは
平均寿命のあたりだったけれど
(9歳というのは)ちょっと若いねということで、
こっちから光を送ったり
いろいろしているんですが。
えりなさんは動物にもヒーリングできますか?
もしできるならお願いしたいです(。-人-。)」
とのお言葉に
動物ヒーリング習いたてほやほやの私でしたが
できるだけのことはさせて頂こうと
お受けしたのでした
つづく