前回の続きです。

少し長くなりますが、お付き合いくださいニコニコ音譜

 

さて、次に向かったのは奥之院

とっても落ち着いて静かなところです。

 

若い方も5、6人いらっしゃったのですが

皆さま落ち着いた方々で静かにお話されていて

ゆっくりとその場の雰囲気を味わっていらっしゃる感じでした。

カラフルなお洋服の色も違和感なく、

かえってしっくりと周りの景色に馴染んでいて

こういう若い方の参詣は良いものだなぁ…クローバー

ぼんやり思っていました。

 

さて、それぞれのお堂を順番にお詣りします。

まず、不動堂↓から

 

次に護法堂↓です。

護法堂 乙天社・若天社

乙天・若天は、性空を守護した護法童子とされ、

それぞれ不動明王毘沙門天化身とされる Wikipediaより

 

こちらをお参りしたすぐ後のことです。

私はこちらの狛犬さんがとても素敵だったので

思わず「コマちゃーんラブラブラブと親しみを込めて

心の中で呼びかけてしまいました。

すると私の耳元の後方から「コマちゃん?」と、

年配の男声で訊いてきた見えない存在さんが居ました。

私は相変わらず気分良くてふあふあとした状態で

狛犬のこまちゃんです。狛犬さんだからコマちゃん…」ニコニコ

とニコニコと説明したのですが…

 

しばらく間が空いて、私が鳥居前の階段を降りかけた時です…

この階段がとっても狭くて

足を横にしないと立てないくらいでしたので

気を付けて降りようとしたのです。

が、…

そこで、私は足をすくわれてしまいました…

一瞬何が起こったのか分かりませんでした。

 

次に私の目に映ったのは空…

その後、階段に落ちたはずなのですが

何故か、痛みがないし衝撃もありません。

何が起こっているのでしょうはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク

 

確かに階段が私のすぐ下にあるので、

起きようとするのですが体が全く動かないのです。

あれはてなマークあれれはてなマークはてなマークキョロキョロ

15~20秒ほど経ったでしょうか…

いきなりずずすりっと体が重くなって階段を滑り落ちます。

いたたっ!!プンプン

左腕をしこたま打ってしまい、擦りむいた感覚がきました。

 

先ほどの若者参詣者の一人が目を見開いて

心配そうに見ています。は…はずかしい…笑い泣きあせる

そのうち、私の姿に気が付いた主人が走って来て

大丈夫か?」と顔を寄せてきました。びっくり

うんショボーン」と私が答えると

主人はいきなり きっと立ち上がり

ある一点を指さして(またその一点の先に護法堂があるし…)

「神様なのに人をこかして何をしているんだ!!許さん!!

罰を当ててやるからな!!」と怒って叫んでいます。

 

<あ…いや、びっくりなんでそのようなこと神様に言ってるのー汗

ひぇーガーンあせるあせる>

と私は思いつつ

「いいのよ。大丈夫だし、いいの、大した怪我もしてないし…」

と主人を止めながら

<こかしたって…事情知らんはずなのに

何を神様に向かって怒っているのぉ…えーん>と慌てました。

(主人はスピ関係なしの人。もしかしたら私の守護さんに言わされているのかもしれません。)

 

私が狛犬さんをコマちゃんなどと

茶化した言い方をしたのがいけなかったのです。

反省しました…こちらは敬虔な修行の場であったのです。

大勢の修行者の方達が一生懸命に自らを磨かれていたところ…

私は狛犬さまに向かって深々と一礼してご無礼を詫びました

 

でも、私の守護存在様の一人が

この子が悪いわけではないのです。」と親ばかならぬ守護バカ

弁明している声も聞こえてきます。

本当にごめんなさいダウンです。ショボーン

 

 

あー、それにしても左腕がずきずきとして腫れてきました。

骨は大丈夫そうですが、後で薬屋に寄って

湿布でも買ったほうが良さそうです。

 

私は普段から親しみを込めてですが

大天使ミカエルさまを<ミカさん>とか

素戔嗚尊さまを<スサノオさん>とか<スーさん>とか呼んだり

狛犬さまを<コマちゃん>とか…

牛頭天王さまを<ゴズさーん>などと呼ぶことがあります。ドキドキ

 

でも今までどの方もにこにことして

頭を撫ででくださるような経験しかありませんでした。

まあ、中でもミカエルさんは親しみキャンペーンなどと銘打って

タメ口OKとしてくださったということもありましたし…今もOK

私、きっとそういったことに慣れ過ぎていたのです。プンプン汗

 

確かに、こういったことに反感を持つ方達もいるであろうことは

容易に想像がついたはず

いや、元はと言えば、私自身がかなり横着になっていて、

傲慢な心になっていたことに気が付いていなかったショボーン

ということでしょう。

 

普段から気を付けることはもちろんですが

特に、こういった敬虔な修行者の多かったところは

普段よりももっと身を引き締めるべきでした。

 

皆様も失礼の無いようくれぐれも気を付けてくださいませビックリマークうさぎ

 

 

でも、不思議だったのは、こけてすぐの私の状態です。

何者かに抱えてもらっていた感じです。

かつてフィギュアスケートの浅田真央さんが転倒時

何かに護られていた感覚をお話されていましたが、

ちょうどそのような感じです。

とにかく、頭を打たなくて良かったし

腰も完全に護られていたと思います。

へたをしたら 本当に大怪我をしているところでしたガーン汗

 

それにしても、

私をコケさせたと思えるあの男声の主は誰だったのでしょうか?

そして、護ってくださったのはどなただったのでしょうか?キョロキョロ

この疑問は帰宅後分かりましたのでまた後程

 

さて、今はとりあえず気を取り直して、クローバー

次は開山堂、円教寺開山の性空上人さまをお祀りしたお堂です。

こちらは上に上がれるので、上がって拝ませていただきました。

勿論、先ほどのご無礼も平に謝ったことは言うまでもありません。

 

この奥の院はずっと居たいとおもえるほど

本当に良い気で満ちておりました。

ふと、御朱印を頂きたいと思い

開山堂内の窓口を見ると…お坊様がいらして

どう見てもアジア系の外国?の御顔立ちに

オレンジ色のあちらの袈裟をお召しです。

御朱印も、漢字チベット語の2種類見本があります。

このお坊様、日本語はあまりお話にならないのか、

始終黙られたままですが

チベット語の御朱印をお願いすると

すぐにさらさらと書いてくださいました。これ↓

よ、読めましぇんが…珍しくて、何だか嬉しい~おねがいラブラブ

先ほどのことで落ち込み気味だったのも少し癒されました。

ありがとうございますドキドキ

 

お堂の外に出てからゆっくりと歩きつつ

感謝を込めて

般若心経を含むサンスクリット語の歌を3種

歌って納めさせていただきました。お願いキラキラ

 

つづく