こんにちは。
東北の被災地には物資が行き渡っただろうか・・
今回の地震を教訓として学んだことが いくつかあります。
1:国はアテにならん 対策が遅い
2:情報機器としての携帯電話も ほぼ使えない
・インターネット接続不能
・通話不能
・ショートメール不能
・ワンセグ不能
何度も試すうちにバッテリーが無くなった方続出
3:停電になっていることは気付いていたが、その影響をよく考えなかった
私は、元・東証一部大手建設会社の研究機関に身を置き
耐震工学の研究を行っていました。
従って、過去に起きた大きな地震は 国内外を問わず再現実験で体験しました。
そして、それらを踏まえ、主に高層ビルの耐震設計に携わっていたわけです
耐震工学を専攻する上で、地震、風、台風 そういったものを対象として
併せて勉強していたわけです
だから人並みよりは詳しい
寝ていても、その揺れ方から 震源地、深さ、危険度を把握するくらい
人間的地震センサーに変貌していますww
しかし、過去の地震を擬似的に体験してる とはいえ
それは三次元振動台でのこと
そこを降りてしまえば 日常生活ですから、不便なことが起きるなど考えもしなかった
今回の体験では それらを加味し考える行動となりました。
被災地に出向いて何か出来るわけではないので、元専門家としての
考え方を ここに記載することにしました。
これによって皆さんの避難行動にプラスになることがあれば幸いです。
まず、三陸海岸において 過去25mという高さの津波が押し寄せている事実があります
これは気象庁が記録を始める以前の話であり、古い文献に掲載された内容です
では何故、三陸海岸に そのような高い津波が来るか・・
三陸海岸の海底地形に原因があります。
なだらかな海底地形なんですが、海岸付近で一気に浅くなっている
ここで沖合いからの津波が 一気に高く舞い上がるわけです
今回も三陸地方では 20mを越えてるハズだという意見が聞かれます
私も・・超えてると思います。
20mの高さって どんくらいよ? と思われますよね。
マンションや学校など 通常設計として回答しますが
1階部分は 2.5mほどあります
2階以上は 2.2mです
従って 単純計算でも9階フロアは浸水することになります
しかし、現実には、色色なものが押し流されてくるので 10階でも危険だと思います
海岸付近の建物で、11階以上のビルが必ずある。という保証などありませんよね
そんな時は 海岸から早く高台へ避難します。
時間で言えば 地震発生から おおよそ10~15分
この時間内に完結しなければなりません。
津波の押し寄せる速度は、小学生の全力走とほぼ同じ20km/h以上です
意外と早いんです。
避難訓練のように タラタラ走って居たら飲まれますよ・・
堤防があるから とか ここは遠いから など言わず 避難して下さい。
津波は陸地へ4kmほど揚がっている例もあります
水だけなら なんとでもなりますが、海水に紛れ 色々な物が
押し流されることが危険ですから。。。
ここに飲まれたら まず助かりません
そりゃ流れる濁流の中で 頑丈で絶対沈まないものに乗ることが出来れば
生存確率は高まりますが・・・ これは運としか言いようが無い。
今回、自衛隊の撮影した海上の様子を写したVTRを見ました
津波が海岸へ押し寄せる様ですが、3波 4波 と横一線になって押し寄せるんですね
つまり、後続の波が前の波に エネルギーを与えるが如く突き進むわけです
押し寄せている海岸の浅瀬では 妙な海流が発生し 渦を巻く現象と水位が下がる
現象が発生します。
これを見つけたら 津波が来る と思って過言ではない。
すぐに避難すべきです
今回の内容は あったりめーーーだ! と思われるかもしれませんが
とっさの時 出来るか出来ないか?に 掛かりますので 忘れること無いように。
次回からは 防災を含めた準備、とっさ時に行動心理について書きたいと思います。