まもなく迎える2:46。

あの日あの瞬間から10年の歳月。

 

この間歌い続けてきた「雨ニモマケズ」

https://www.youtube.com/watch?v=0XUB3uSMRrY

 

及ばずながら、及ばずながら、

被災地に歌を届けてきました。

 

本来ならこの一年も変わらず届けたかった歌、

こんな状況に、ただただ祈るばかり。

 

テレビから流れてくる、あの日の映像。

 

何度も何度も溢れてくる涙、

正直今でも見るのが辛い時もあり・・・

 

あの3/11、自分は岩手に向かう途中。

翌日の卒業式のイベントで歌う予定でした。

 

そして帰宅困難、

経験したことのない混乱。

 

今でも思い出すと、震える思いです。

 

そして奇しくも2001年から歌い始めた、

「雨ニモマケズ」

 

この時からこの歌に新たな役割が降りてきたような、

そんな気がしました。

 

きっと向こうの宮沢賢治さんには、

この状況もお見通しだったのかもです。

 

すでにこの歌をステージで歌うこと、数百回。

でもまだまだこれから。

 

復興の道とともにこの歌があるのだと、

ステージで歌うたびに思いが新たになります。

 

亡くなった方、被災された方に、

改めて心からお見舞い申し上げます。

 

そして、この国の思いが、

一つになりますように。

 

 

 

いわて文化大使

花巻イーハトーブ大使

普代村観光大使

 

宇佐元恭一