シューホフ・タワー | LEOの散策記

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ロシア人技術者、ウラジーミル・シューホフは1919年にモスクワのシャボロフカでラジオ塔の建設を始めた。1922年3月半ば頃にラジオ塔は完成し、モスクワのシンボルとなった。しかし今日、老朽化が進む塔は撤去される運びとなったようである。シューホフは、1880年代から、建設に使用する材料、時間、労働を最少量にする屋根の設計に取り組み、9段の双曲面構造を積み上げて建設する構想を展開させた。エッフェル塔の4分の1より少ない鋼材で、高さはエッフェル塔を50メートル凌ぐ、高さ350メートルの塔を設計した。しかし、当時は材料の調達が不可能だったため、レーニンより塔の高さを150メートルに抑えるよう指示を受けたのであった。