まだ繰り返していた
今できることを
延期しても大丈夫とする
このこころ
その気持ち
その心理を
手離せずにいた
わたしは
伝えるべき思いを
伝えきれないまま
会いに行く約束の日を
目前にして
またひとり
大切なひととの
永遠のお別れをした
明日が来ることが
どれほどの奇跡かということ
いいかげんもう
わかっていいはずなのに
自分にどんなに腹を立てても
二度と戻ってはこないことを
知っているはずなのに
命の期限に意識を持って
今を生きると約束したはずが
その意識はいったいどこへ向かっていたのかと
疑問ばかりが浮かんでくる
いつでも
目の前のひとをたいせつにすることに
躊躇せず
自分にいいわけせず
進むこと
わすれたくない
ちからが抜け
どうしようもなく落ち込んだきのう
いちにちだけ空からお許しを頂き
その間にしっかり受け止め
きょうは顔をあげて
前に進んでいます
いのちの期限に
猶予はありません
たいせつなひととの
今という奇跡の時間を
みんなもどうか
悔いなく笑顔ですごしてほしいと
願います