あけましておめでとうございます。






昨年は、社会的には東日本大震災、原発事故、

節電対応など多くの困難がありましたが、

社内においては、Yahooの検索エンジンの変更に伴う、

自社の事業環境の変化を「ハリケーン」と捉えて、

それによる売上減への対策を行いながら、

スマートフォン分野等の新規事業への取り組みを

積極的に行ってきたたものの業績的には思うように

結果が出ず、まさにもがき続けた一年でした。







だからといって将来を悲観しているかと言えば、むしろ

まったく逆で、昨年は社名をECナビからVOYAGE GROUPへと

変更し、人を軸とした事業開発会社として

採用、育成、活性化といった「人」の部分が

しっかりと出来上がりつつあるのを実感でき、

将来への「仕込み」が出来た一年だったとも言えます。







そんな2011年を踏まえて2012年をどのような

年にするか年末年始、ずっと考えていました。

その間にもいろんな方の振り返りや抱負をブログなどで

拝見し、それらを読めば読むほど何を抱負にすべきか

判らなくなってしまい、今日まで持ち越してしまっていました。

でも、悩んだら原点回帰、ですよね。







実は昨年、最も僕にとって印象的だったのは、年末に参加したIVSで

羽生さんの講演でした。

まさに自分のための講演だったかと思うくらい。

その後すぐに自分への勇気づけと戒めを込めて書いたエントリーが

頑張っても結果が出ない時」と「頑張って結果が出た時

この2つのエントリー。

これが今年の自分にとっての原点だなと考えたら、

ストンと腹落ちしました。






というわけで、当たり前といえば当たり前ですが、

プロの経営者として結果を出すことに徹底的に

こだわったうえで、結果が出ても驕らず謙虚に、

結果が出なくても腐らず焦らず挑戦し続けること。


これを今年の抱負にしたいと思います。







おりしも今年の10月で40歳になります。

孔子の論語によれば、

『子の曰く、吾れ
  十有五にして学に志す。
  三十にして立つ。
  四十にして惑わず。
  五十にして天命を知る。
  六十にして耳順がう。
  七十にして心の欲する所に従って、
  矩を踰えず。』

と、40歳は不惑の年。







迷いながらも、それでも立ち止まるよりは転んででも前に

進もうとしてきた人生から、そろそろ己が信じた道を

迷わずに突き進む年齢になったということでしょうか。

この先の十年は天命を知るための10年。

つまり天命を知るための準備期間が40代とも言えます。

驕らず謙虚に、求められた以上の結果を出し続けて

いきたいと思います。