事業責任者にはあまり事業の内容については

細かく口は出さないようにしていましたが、

最近スマートフォンのアプリ分野については

基本的な方針や戦略に関しては随分と細かいところまで

口を出すように切り替えました。







というのも、今までのPCやケータイでのウェブサービスでは

作ってからいろいろアドオンしたり、削ったり、試行錯誤しながら

どんどんバージョンアップさせていくアプローチが可能でした。







しかし、スマートフォンのネイティブアプリの場合は、

いったんダウンロードした後に新たな機能を追加したバージョンを

アップデートしても、それを全てのユーザーが同じタイミングで

アップデートしてくれるわけでもないし、そもそも利用はして

くれていても、アップデートしてくれない人も多数います。








リリースした後には、アップデートをかけないような

アプリであれば、こういったことを気にしなくてもよいけれど

継続的にアップデートかけながら大きくしていく

メディア的要素が強いアプリであれば、

後から広告エリアを考えればいいや、とか

アクセス解析は後から入れればいいや、とか

プッシュ通知機能は後から入れればいいや、という

考えでは事業としてはうまくいかない。








上記のような後から修正がきかないものについては最初から

ちゃんと考えて作り込む必要がある。

そうしないとせっかくダウンロード数が最初にあっても

それらのユーザーをうまく繋ぎとめることもできなかったり、

アクセス解析により改善をすることもできないし、

広告でトラフィックを収益化することもできない。







他にもいくつかあるのだけれど、こんなこともあって

感覚的にはスマホのネイティブアプリを事業にするのは

ウェブサイトでメディアを創るよりも、

その責任者に最初の時点から高い能力が求められるし、

経験値も必要となる。

つまり、事業としてみるとかなり難易度が高いように思う。







そのため、通常の事業のように事業責任者に任せて

結果を待つ、というスタンスではなく、この分野の事業に

関しては、僕自身がもっと深く、アプリの基本的な方針や

戦略といったところにまで関わるようにしました。







現場からすると、嫌なんだろうなぁとは思うけれど、

でも大事なのは、事業として成功させること。

ここはみんな同じはず。

難易度の高い事業だけに僕自身も積極的にコミットして

事業を成功させたいと思います。