最近、読んだ棋士の羽生さんの本の


結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則)/羽生 善治

¥1,260
Amazon.co.jp

中に将棋の基本的な考え方として「三手読み」ということが

あると書いてあった。





これは「自分がこう指して、相手がこう指して

くるから、自分がこう指す」という三手一組で

考えるやり方とのこと。






新規事業を考えるときも、既存事業の成長戦略を考える時も

常に競合企業にどう対応していくか、ということが

大事なんだけど、プロダクトに寄りすぎて、意外と

競合の存在や競合の戦略を無視して、独りよがりな

戦略を考え、サービスをつくってしまうことが多い。






常にマーケットは動いていて、かつ競合企業の戦略も

変わっていく。

当り前なんだけど実際当事者として事業をやっていると

なかなか気づかない。






この羽生さんのは、結果を出しつつ付けてきた羽生さんが

どうやって結果を出し続けているのか、について

惜しみなくその考えを披露しています。

ひとつにことに突き詰め、結果を残している人の言葉だけに

コトバに重みがあります。

読みやすくて判りやすいのでとてもお勧め。

いろんな人に読んでもらいたい本です。






響いた言葉をいくつかピックアップして紹介します。

・勝負をしていくうえで、大切なことが3つあります。一番目は「恐れないこと」、二番目は「客観的な視点を持つこと」、三番目は「相手の立場を考えることです。

・「もうダメだ」と思ったときは結構いいところまできていることが多いものです。そこからもう日と頑張りできるかどうかが、明暗を分けます。

・ツキや運を呼び込むための方法論として、「ツイている人の真似をすること」があります。

・将棋は、一手一手が決断の連続です。普段の対局の中で、どのように考えて、どのように物事をとらえるか。そして次の一手をいかに決断しているか。私自身は、①直感、②読み、③大局観、の3つを駆使し、これらを組み合わせながら次の手を考えています。

・私も日ごろから、選択をする際には、その結果がうまくいくかどうかではなく、「うまくいかないとしても納得できるか」というところに重きを置いています。

・結果が出ていないときにこそ、自分が至らないところ、ダメなところが明確に浮き彫りになってくるので、現実を直視することです。

・人は自分が想像している以上に、たくさんの人に影響を与えています。自分が行動することで、いくらでも周りを変えていくことができるのです。

・よく世間で、素晴らしい成果を出す人のことを「才能がある」「この人は天才だ」と言いますが、私は「才能とは、続けること」だと考えています。プロとアマチュアの違いを定義するならば、「自分の指したい手を指すのがアマチュア」、「相手の指したい手を察知して、それを封じることができるのがプロ」です。そして一人前のプロと、一流のプロとの違いは、「継続してできるかどうか」。この一点のみです。

・結果を出し、自分の道を進むためには、「これをやっていこう」と決めたことに対して、自分のペースで少しづつハードルを上げながら課題をクリアしていくこと。自分の予想通りにならないことを楽しむこと。少しづつ新しいことにチャレンジして、日々新しい発見をしていくこと。そして何より、続けることです。





ちなみに3手読み、のようなゲーム理論について

読んだ本としては、昔こんな本を読んだことがある。

ゲーム理論を実例にあわせて解説しているので

比較的わかりやすい本だと思います。

こちらもお勧めです。


戦略的思考とは何か―エール大学式「ゲーム理論」の発想法/アビナッシュ ディキシット

¥3,873
Amazon.co.jp