組織が拡大していく中で権限委譲をしていかないと

組織はスケールしていかないし、メンバー一人一人も

なかなか成長していかない。

そんなこともあって権限委譲ってのはリーダーとして

常に考えていかなければいけないことのひとつ。






権限委譲していくときに僕がイメージするのは、

このマトリックス。















縦軸が「事前と事後」で横軸が「報告と承認」。







権限委譲していくということは、

どんどん承認事項を減らしていくということと、

どんどん事前から事後でもOKにしていくということ。

でもこの報告と承認の境が曖昧だったり、

事前と事後の境が曖昧だったりすると、

現場ではなかなか決められず、小さい瑣末なことも

トップに聞かないと判らないとか、判断できない、

ということになる。







権限委譲をどうやっていいか判らないとか、若しくは

なかなか権限委譲してくれない、と思う場合は、

このマトリックスで現状を整理すると共に、

きちんと自分の上司とこの境を明確化し、

明文化していくことを心がけてみるといいと思う。