毎回Q毎に全スタッフに向けて満足度調査を行っています。

そこで出たアンケート結果は、ある意味経営陣の通信簿として

きちんと会社がうまく回っているかどうか、どこかに課題が

あるかどうかのチェックに使っています。







実際に症状が出てから対処療法的に対応するのではなく、

まだ芽のうちに対応しておくことが必要。

こういったアンケートの結果が、そこでの一人一人の

キャリアへの考え方を把握しておくことで、

時には異動や抜擢などの材料にもしています。







このアンケートには、最後の質問に会社への意見や

提言を自由に書いてもらう欄がありました。

今までは、直接それらへの返信はしていませんでしが、

それらを踏まえた上でいろいろな部分に活かして

きたつもりでした。






というのも退職周りの話やメンタルケア、女性の昇進、

給与の話などデリケートな提案や意見には返信に悩むものがあり、

答えたくないものは答えず、答えやすいもののみに返信するというのは

微妙な気がして結果として個別には返信していませんでした。







でもなんだかいつも小骨がのどに刺さったような気が

していました。

せっかく熱意を込めて書いてくれたのに、それに対して

きちんと返事をしていないことに対して。








そこで今回、思い切って僕宛であろうと思う提案や意見に

関しては、全て僕自身の言葉で僕がどう考えているのか、

ということを書いて全社の掲示板に公開することにしました。

組織が拡大していく中で昔はこうやって仕組み化しなくても

自然と出来ていたことがふと気づくと全然やれていなかったし。

改めてこうやって一人一人の意見や提案と向き合っていくことで

僕自身気づいていながらも動けいなかったことにも気づく

ことが出来た。








これによってまた新たな不満や疑問、提案などが出てくる

だろうとは思うけれど、それは会社をもっとよくしていく

ための成長痛みたいなものだと思う。

クサイものには蓋をするような形でそれを隠していくよりも、

そういったものに対してきちんと向き合い、議論を重ねて

より良い会社を創っていくスタイルこそが僕が目指す会社。







これをきっかけにもっといろんな人の意見を取り入れながら

もっと良い会社、スゴイ会社を創っていきたい。