事業が成長し、結果として組織が大きくなっていく上で

経営トップとして気にしなければいけないのが全体としての

求心力と遠心力のバランスだと思う。

特に事業部制のように各事業部に権限を委譲していく場合には

ほうっておくと遠心力によりどんどん離れていってしまう。







だからこそ意識しているのはいかにグループ全体としての

意識をもてるようにするか、という求心力となるコア部分を

創ることとそれを維持していくこと。

会社の経営理念の見直しを全社を通じて行うことで共通の価値観、

共通言語を創り出したり、全社イベントやサークル活動支援などを

通じてナナメのコミュニケーションを増やしたり、新卒採用は

一括してコーポレートで行ったりといったことは

全てこういったところに繋がっています。







でも時に悩ましいのは、遠心力と求心力の間に挟まるようなとき。

最近でも子会社で新しくリリースするサービスがあったんだけど

それをどこを主語にしてリリースするか、というところで

ちょっとひと悶着あったみたい。






事業に直接携わっているメンバーからするとその会社の名前で

リリースを出したいし、メディアにも掲載されたい。

一方でコーポレート全体から見ると子会社の名前がまだまだ

認知がされていない中で、親会社であるECナビの名前で

出したほうが記事に載る可能性や大きく掲載される可能性が高い。







こういったときは僕は事業サイドとしては、知名度を上げることより

事業をいかにうまくいかせるか、という視点で考えて欲しい。

利用できるものは何でもうまく活用してやる、ぐらいで。

それに事業が軌道にのっていけば自然と知名度もあがっていくもの。








僕としては求心力を自分という個に依存させることなく、

会社や組織、仲間、カルチャーといったところを

よりどころにしたものにしていきたいと思います。