当社のような若い会社では入社2年目や3年目で
プレイヤーとして結果を出した人がそのまま
リーダーになることも珍しいことではない。
そのためリーダーとしてのあるべき姿を
よくイメージできないまま、試行錯誤している人が
多いように感じる。
そのなかでも表題にもあげた「任せること」と
「気づかせること」の使い分けが出来ていない
リーダーが意外と多い。
ポジションが人を育てる、ってのは確かにあるし、
確かに権限異状が進んでいくなか、
どんどんスタッフに任せていくことが多いけれど、
でもだからといって放置プレーはだめ。
いかに自分の至らなさ、視点の低さを気づかせるか、
ということを日々のコミュニケーションのなかで
実践していかないといけない。
リーダーは今の地位に安住することなく
あの人と議論としてよかった、と思われるリーダーに
なって欲しい。
そうしないと出来るスタッフほど、もっと厳しい視点が
欲しいといって不満が募る。
任せることがイコール成長に繋がることもあるけれど
気づかせることで成長を更に加速させていける、
そういうリーダーを目指してほしい。
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■今日の名言
『 重要なことは選手に『もっとできる』と思わせること』
(オシム監督)