先日、エンジニアのIさんと今後のインフラ構成について
話していたときに、Iさんが言ったのが、
『エンジニアの本質って問題を見つけたら解決したい、と
思うところだと思うんです。』っていう言葉。
これを聞いたとき、あー、これこそエンジニア魂だなって
ちょっと感動した。
もちろん問題を重要度と緊急度の二軸で考える必要は
あるけれど、出来るエンジニアの人って
「重要かつ緊急な問題」や「重要だけれど緊急じゃない問題」を
考えて実際にそれを進めていくのが好きな人が多いような気がする。
しかもそれを出来るだけコストをかけずに構築することが
好きだったりする(笑)。
こういうエンジニアの声を萎えさせてしまうのが、
「そんなのお金出して解決すればいいじゃん」
という事業サイドの言葉。
つまり「重要じゃないけれど緊急なこと」で対応すれば
いいじゃん、という姿勢。
これはやっぱり萎える。
例えば目の前の問題としてサイトが何らかの原因によって
重いっていう問題があったとする。
確かにサーバーを追加したり、CPUを追加すれば
対処療法的な解決になったりはするし、そうしなければ
ならないときだってある。
でもそういうときに「とにかくサーバー追加すればいいんだよ。
早くやってよ」なんてことを事業サイドの人が言ったり
すると、やっぱりエンジニアは萎える。
あー、自分の力が求められていないなって。
今すぐの解決策としてはそうかもしれないけれど
その解決策をすぐに指示するよりも、ちょっと遠回りでも
一緒に考えてみる姿勢、それが重要。
サービスが重くなっている原因を一緒にエンジニアと
考えて、そもそもサーバー構成であったり、帯域幅だったり、
そういう原因のところまで一緒に考えて、そこから根本的な
解決を図るためにはどうすればいいのか?ということを
エンジニアに聞いてみるのがいい。
こうやって頼りにされるのが好きなエンジニアっていっぱい
いるし、頼られるからこそヤリガイが出てくるものでもある。
事業責任者は目の前の課題を単に解決するだけではなく、
どうやって中長期の課題に置き換えていきながら、
かつひとりひとりの成長をさせつつ、事業を成長させていくか。
こういうバランスを取りながら事業を進めていかないと
良いサービスを作り続けていくのは難しい。
そんなことをつらつらと考えた打ち合わせでした。
■今日の名言
「この世界にたがいに関係ないものはなにもない。
あるのは関係づける能力の有無である。」
(野口三千三)