今回のNo1戦略会議を振り返ってみて議論のときに意識したことは、
1.事業環境がどのようなトレンドなのか?
2.その市場は魅力的なのか?
3.その市場でNo1になるためには何が課題なのか?なぜNo1じゃないのか?
ってことを繰り替えし、繰り返し、議論したのが良かったように思います。
特に3つ目の部分。No1になるために何が課題なのか?なぜそのような
ことが起きているのか、その原因はなにか?というように、なぜ?を
何度も何度も繰り返し、突き詰めていくプロセスはお互いの認識の
ズレをあわせることが出来たし、より本質を見極める意味でも使える
やり方だと思います。
また、いったん状況が整理された後は、プレゼン資料の1枚目での
『背景』部分において、いかにマクロ環境とミクロ環境を
一枚のシートで表現するか。
ここがうまく腹落ちして判りやすい表が作れると、あとは一気に
2枚目以降の資料が作れたように思います。
これって事業計画書をつくるときにも『背景』が一番時間がかかるのは
同じだね。ここをうまく説明できて、判りやすいものが造れればあとは、
もう流れるように資料が出来ていく。
事業責任者の人は、ビジョンとか、戦略とか、そういうのを考える前に
もう一度、その『背景』部分を考え直してみると、遠回りのように
見えて、近道になるんじゃないかなぁ。
例えばこれ、ECナビの何年か前の資料からの抜粋だけど、
Web2.0のような変化が進む中で、いわゆるロングテール部分に当たる個人サイトが超大量に出現することによって、競争が激化し価格競争が起き、相対的にヘッドやボディに該当する企業運営によるメディアの価値が下がりつつある。結果として徐々にメディアセクターの利益率も下がり始めている。
また今までの組織運営のやり方、じっくりひとつの機能別組織の中で徐々に仕事を覚えて成長させていくやり方は、事業が直線的に成長していく安定した事業環境の下で、1つの事業に集中して成長させていく戦略の場合にはそれなりにワークしていたが、現状のような事業環境が大きく変更する時期においてはうまくワークしなってきている。
こういう風に今いる場所をもう一度俯瞰的に見つめなしてみると
おのずと何をすべきかが見えてくる気がします。
■今日の名言
「成長とは、新しいことを試みる勇気と自信を持つことなのだ。
面白いと思うこと、ワクワクするようなことに目を向けよう。
一方で、成長は時として苦痛を伴うものだ。
ただ漠然と人に頼って生きるか、苦しみながら成長し、
自分の人生を力の限り生きていくか?」
(ジョージ・シン)