本多 静六
人生計画の立て方

まるで仙人みたいな写真の帯に惹かれて買ってしまいました。


中身は、人生の設計図を作って意義のある人生を送りましょうというもの。


随分昔の本(1952年)だけれど普遍的なことが書いてあるので


今読んでも全く違和感はありません。


むしろ新鮮な感じ。


この本多さんという人は、貧しい家に生まれつつも


猛勉強して東大に進学し、海外に留学して、


東大の教授にまでなり、様々な投資をとおして


莫大な財産を築き、晩年は全財産を匿名で寄付した


という人物です。


すごいよね。


冒頭にこんな文章がかかれてます。全文引用で紹介します。


私が平凡愚劣の生まれつきをもって

しかも、なおかつ割合に幸福感謝の長い人生を享楽しえたのも、

ひとえにこれ、早くから自らの『人生計画』をたてて

実行に努力してきたおかげである。


世の中には、濡れ手で粟を掴むような旨いことが

そうザラにあるわけのものではない。

手っ取り早く成功せんとする人には、

また手っ取り早く失敗する人である。


蓄財を通してわれわれは色々の蓄積法を学ぶ。

力の蓄積、知識体系の蓄積、

徳の蓄積等はそれであって、

金銭の場合よりもむしろ、

この蓄積のほうが大事な場合がある。


人は学校をもってのみ

物を学ぶ機会と考えているが、

人生、学校で学び得るぐらいは知れたもの、

職業の精進によって初めて

本当の人格は磨かれ、

広汎的確な生きた知識を

獲得することになるのである。


深い言葉だ。染み入るね。


二度と繰り返せない貴重な人生だからこそ


ヤリタイことをちゃんとやれるよう


長期的な計画をたてて生きていこうと思う。