うちの社内ではお互いに「~さん」という呼ばれ方が多い。というのも、うちのような組織変更が多いベンチャー企業や実力主義の会社では、「~課長」「~部長」とか、そういった役職をつけて呼ぶことが馴染まない。すぐに役職が逆転することもあるし、組織上今まで役職についていた人がそうじゃなくなることも多々あるからです。

僕の考えでは、そもそも役職は組織があって初めてあるものであり、組織はポストをつくるためにつくるものではなく、戦略上の必要性から作るものだという考え。だからこそ、実力があっても役職がつかない人もいるし、逆に実力がまだ足りなくても、組織上必要だから役職がつく人もいる。

この辺りはよく誤解されがちなので、改めて理解しておいて欲しい。もちろんリーダー的役割を担うことによって成長する機会が多いのは確か。でもリーダー的役割は、別に役職がついてなくても実践できます。要は形としてリーダーかどうかじゃなくて、実態としてリーダーという意識のもと、自分がどう動くかだと思う。

で、最後に、新しく入った人がときどき僕に「●●社長」と言うときがあるのだけれど、言われなれてないからこちらもくすぐったい感じ。お願いだから「●●さん」で呼んでくださいm(__)m