先日、イークラシス社の宮下社長と飲む機会がありました。既に何度かお取引はしていたのですが、お互いお会いするのは初めてということでいろいろと興味深い話を伺いました。

・入社すると新卒、中途に限らず必ず、3ヶ月は試用期間。
・上記の試用期間中は、毎日(?)朝に発生練習。
・上記の試用期間中にテストをしてそのテストに受からないと正社員にはなれない。
・電話テストに受からないと電話に出てはいけない。
・なぜか会社に竹刀がある。

ちなみにこれが彼らの経営理念。愚直なまでにこれを実践してる感じです。

彼曰く、ほぼ全員試用期間中に涙を流すそうです(笑)。そして試用期間中に辞める率は30%ぐらいあるが、一旦正社員となった後の離職率は非常に低いとのこと。試用期間中の厳しい洗礼をくぐりぬけた人は会社のカルチャーにあう人なんだろうね。こういうやり方もあるんだなぁと思いました。ある意味うちの会社と対極だけど(笑)。

会社がどんどん大きくなっていくうえで、会社のカルチャーをどう形づくっていくか、浸透させるかというのはとても重要。そういう意味できちんと入り口でそういったスクリーニングがされている彼の会社は、彼の望むカルチャーがピシッと統一されているんだろうなと予想できます。

実は、僕も最近新しく入った人と面談する際には、「うちの会社のカルチャーと合うか合わないかということを出来るだけ早いタイミングで見極めてください」と言うようにしている。彼の会社ほどドラスティックにやろうとは思わないけれど、やっぱり入り口の時点でお互いの認識を合わせることは非常に重要だと思う。こんな仕事は嫌だ、この会社は自分に合わないと思っているのに、一緒に働くというのはお互いにとってアンハッピーだからね。

ただまだまだうちのカルチャーや理念が浸透しているかというとそうじゃないところもあると思う。こういうのは、一朝一夕にはいかないので、ひたすら繰り返し言っていくことと、それを実行している姿を上の人が見せていくしかないのだと思う。

と言う意味で、改めて自分もピシッとしてみんなの見本となり、カルチャーを体現する人とならなくてはと思いました。