土曜日に息子が受験する予定の私立中学校の学校説明会に出かけた。そこで説明を聞きながら我ながらそこに親としていることがまだ信じられない。だって、僕が中学受験したのは、まだほんの数年前のような気がする。そんな校長先生の話を聞きながらちょうど20年前、自分も中学受験をしたことを思い出してしまった。

僕の地元は愛知県のほぼ真中にある三好町というところ。たぶんほとんどの人は知らないと思うけれど、名古屋市と豊田市の間にあるベッドタウンである。最近では東名三好インターがあるところといったほうが判りやすいかもしれない。

で、本来であれば、僕は地元の三好中学に通うはずだった。でも当時地元の中学では、髪型は校則によって男子は坊主のみ。小学校時代はずっとスポーツ刈か5厘の坊主だったから同じなんだけれど、強制されて坊主にするというのが気に入らず(どうやらその頃からそういったルールを守るのが苦手だったらしい)、中学受験をして名古屋にある私立の東海中学に毎日片道1時間半くらいかけて通うことになった。

今思えばなんて浅はかな考えなんだろう(笑)。でもそこでの6年間という時間は僕にとってかけがえのない時間であり、素晴らしい仲間達と出会えた貴重な6年間でした。

さて彼の受験ですが望みは高そうなので受かるかどうかは判らないけれど、とりあえず本人が頑張る気になっているのだから精一杯応援してあげようと思う。受かるかどうかではなく、高い目標をかかげて頑張るというそのプロセスに意味があると思うしね。