各塾のホームページで合格体験記が読めますね。
わたしの知っている子どもたちも、合格体験記を書いてくれていると聞いたので、読みに行ってみたのです。
本当にそれぞれの子どもが自分の言葉で書いたんだろうな、というみずみずしい心の叫びもあれば、
「君は一体人生何周目?」
と本気で尋ねたくなるような、戦士のような感想もあり。
まあ、こういう人は受験という戦場の特殊部隊の戦士みたいな感じなんでしょうね。
うちの子は二等兵なので、特殊部隊の戦士のアドバイスをありがたく受け取りつつ読み進めます。
そんな中とある体験記があまりにも壮絶で、それを読んだ家族全員、思わず泣いてしまいました。
特に子は声を上げて泣いてしまうほどでした。
これほどに努力と悔しさとうれしさが詰まった体験記は、なかなか巡り会えるものではありません(何目線?)。
塾の先生も、このお子さんにはきっと特別な思いがあっただろうと想像できました。
先日、学会で出会った友人は
「中学受験が人生で一番勉強した受験だな、大学受験よりも、国家試験よりも」
と言っていました。
よく聞く話ではありますが、この合格体験記を読んで、確かにそれは正しいのだろうと思いました。小学生ならではの未熟な気持ちで、大人でも根を上げる課題をこなし、過酷な戦いに挑むのですから。
これはあらゆる意味で、小学生にしかできないことなんですよ!
是非みんな、この経験を体験記にして残してほしいなと思いました。