可能形と可能動詞 | 日本語教師くぅの日常

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はじめまして(n*´ω`*n)
日本語教師くぅです。
日本語学校での出来事、趣味のダイビングやズンバなど、回遊魚のように動き回っている日常を、楽しく綴っていこうと思っています。
よろしくお願いします。

今日はプライベートレッスンでした。
今日使ったテキストの中で、「~わけがない」という言葉が出てきました。

それを使って穴埋めをしてもらったのですが

「こんな高い部屋、(   )わけがない」の文でした。

まあなんでもよかったんですが、最初に答えてくれたのが

「こんな高い部屋あるわけがない」でした。

ある???

ん??

私の頭が混乱してしまいました。

どんな状況で使う?あるわけがない・・・

うーん・・・・なんか違和感・・

 

そして「住める」をいれたらどうかといったところ

「住む」ではだめかと言われました。

 

うーん・・・

また私の頭が混乱・・・

 

状況としてないことはないと思います。

でも会話の中で自然に出てくるとしたら「住める」かなと・・・

 

そこで「接続の形」が「動詞(普通形)+わけがない」になっているのを見て、

「住める」は可能形ではないかと言われたのです。

確かに可能形と言えば可能形。

でも「住む」「住める」は別の動詞として考えることもできます。

「住める」は可能動詞として考えると、その普通形「住める」「住めない」などが出てきます。

となると、すっきりするわけです。

 

これって教科書によっても教え方が分かれていて、可能形なのか可能動詞なのか

勉強した教科書で違ってきてしまいます。

彼女は可能形として習ってきたので、ちょっと混乱した様子でした。

「頭の中もやもやしてるでしょ」といったら、「もやもやってなんですか?」と聞かれました。

ここで「もやもや」導入(笑)

日本語って本当にオノマトペ多いですよね😅

 

ということで、もやもやしてしまった学習者さん、次回のテーマは「ストレス発散法」です(笑)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。