「シンガポール人の話す英語は、「シングリッシュ」って言うでしょ?シンガポール人の話す中国語はなんていうの?シンニーズ?」
「シンガポール人は、チャイニーズ(北京語/マンダリン)を話すから、シングリッシュみたいな造語はないよ。」が、シンガポール人の答えなようです。私は中国語はわからんので、どれ位マンダリンと違うのか/同じなのかはわからんけど、中国人の友達や、中国から来た日本人の友達に聞いてる限りは、「違う」のやけど・・・
でも、最近分かったことは、人にもよるのかも知れんけど・・・彼らたちは、自分達の英語は、英国語(=ブリティッシュイングリッシュ)じゃなくって、シングリッシュだって思ってるってこと。最初は「シングリッシュ」とかって言ったら失礼かな・・・と思ってたけど、そうでもない。「シングリッシュを教えてあげえる!」とか「シンガポールの英語は、色んな国の言葉がミックスだから独特なの!」とか結構誇りをもって言ってる。それにしても、マレー(マレーシア語)&マンダリン(中国語)&ホッケン(福建語)&カントニーズ(広東語)が混ざったシンガポールの英語、シングリッシュは独特やと思う。
イギリス英語と比べた時のシングリッシュの傾向をまとめてみました(笑)
1)主語を言わない
2)文を短くする
3)最後の子音は発音しない
4)英語でも語尾に中国語?をつける
5)同じ言葉を2回重ねる
「No Need(ノーニー)」
スーパーで袋「要らないよ」や、ホッカセンターで、チリソース「要らないよ」なんていう時に皆使う。素は、「I don't need it」よね。最後の「ド」は発音しないので、「ノーニー」。中国語でも主語言わんのやけど、これは中国語からきてるのか?要らないは、「我不要」やけど、我=I なんて絶対言わない。ただ、「不要(プーヤオ)」。
「Nothing New」
「よくあることよ」「珍しいことじゃないわ」って時に使う。仲良いシンガポール人の口癖。「It's nothing new」やけど、主語は完全に落ちている。
「See How」
「様子を見てみよう」「どうなるかな」みたいなときに使う。「Let's see (or We can see) how it's going on」やと思うんやけど、そんな長い文章は話さない。「See How」
「On lah !」
これはかなり高度なシングリッシュなはずや!だってこれだけじゃ意味がわらかんもん。lah(ラー)は語尾によくつけることば。了(ラー)かと思ったけど、断言したり、まかせとけ!みたいな時に「ラー」をつける傾向があるように思われる。
ちなみに、「On lah」は「OK」の意味。何かをお願い際に「On lah」って言われたら、やってるから大丈夫よってこと。この「On」は「On going」の「On」から来てる様子。レストランなんかでも、「注文まだですか?」て聞くと、「On going」って返事が帰ってくるけど、変えてくるけど、これが砕けてカジュアルになると、「On (going) lah」になる。
「・・・・mah?」
「Ok mah?」「Did you eat anything mah?」とか英語で話して、文法も疑問文やのに、最後に中国語の疑問文につける mah(マー)をつける。語尾に付くものとして「ラー」「マー」「ナー」「アー」「メェ」等があるようやけど、イマイチ違いはよーわからん。
「カーパー(Car Park)」
これは、3)の良くある例。駐車場は、「カーパーク」やけど、子音は言わんので、「カーパー」。「カーフー」=カルフール(スーパー)。「シーンパー」=テーマパーク。「グッウッパー」=グッドウッドパーク(ホテル)これは、ジャンケンするときの、グーッウッパ
の発音に似てます。「スーモースーモー(small small)」
スモールも、スーモーになり、二回重ねて、「スーモースーモー」。代表的なのは、「キャンキャン(Can Can)」。日本語の「できる、できる」と同じ発想。マレー語の「サマサマ(どういたしまして)」「ジャランジャラン(ぶらぶらする)」や、「サヤンサヤン(なでなでする)」なんかも2回くっつけるよね。2回くっつける文化は、マレーからか?
とまぁ、こんな感じです。
シングリッシュを知らん人は、「シンガポール人の英語って・・・」って思うかもしらんけど、これはあくまで、ストリートシングリッシュ(?)で、強調してるから、いつもヘンな英語を使うわけでもないし、それに、彼らは正式な場や、文章にすると、ちゃんと主語もあるし、キレイな英語を書くんで、ご心配はご無用です(笑)
でも、こういうシングリッシュは、日本語使いやすいんではないかと思う。日本語も主語言わへんし、短縮していうし、2回重ねて言うことあるし、「シーンパー(テーマパーク)」なんて、「ヒラパー」(枚方パーク)と同じやん!って思ったし。
最初は、「この人らの話す英語って・・・」ってギョッってしたけど、最近は慣れてきて、というか馴染んで来て、愛着すらもってます。すぐに写るから、シンガポール人には「Can Can」って答えてしまう、うさまきもおるし・・・(;^_^A
まぁ、1こ、誤解せんで欲しいのは、彼らの英語をけなしてる訳ではなく、Interesting!(興味深い)って思ってるってこと。シンガポール政府が「キレイな英語を話そうキャンペーン」とかやると、言語学者は「言語学的に珍しいからやめてくれ」というらしいが、その言語学者と同様に、独特で面白いなーって思うわけです。
それに、うさまき的には、ブリティッシュイングリッシュ=標準語、シングリッシュ=関西弁 のような印象で、関西弁を話すうさまきとしては、親しみがもてるんです。
ということで、たまには Let's Speak Singlish! タクシーの運転手や、ホッカセンターのおばちゃんとなかよーなれますv(^-^)v