フルートのこと。


今年のレッスンが始まりました。


お正月中は、アンブシュアの改善について考えて練習しました。


文章で書くとわかりにくいのですが、

私の唇は、上唇に大きな皺が2本あり、そこから息が漏れてしまいます。

小さな丸いアパチュアになりません。

これを改善しようと試行錯誤。

試行錯誤し始めて10年。


YouTubeみたり、ネットの説明見たり。

でも、これっ!という説明はないんですよね。

人それぞれなので、頑張っていい音が出るアンブシュアを見つけましょう!

と書いてある。

具体的にどうしましょうと書いてあるのはない。

一人として同じものはないのだからしょうがないのかもしれませんね。


私の場合は、唇の真ん中に歪な穴ができるので、この穴をいかに綺麗な丸にしていくか。


ひょっとこのように、唇を突き出してすぼめればいい形になるのはわかっているのですが、そうすると息がライザーに当たらなくなってスカスカの音になってしまう。


で、諦める。というのを2年くらい繰り返していました。


このお正月に再チャレンジ。


なんと、できたのです。


これは、ずっと練習し続けてきて、筋肉を思い通りに動かせるようになったからだと思います。

「唇をこういう形にしたい」と思ったら、その通りに動かせるようになったのです。


上唇を上に持ち上げるのは、もうちょっと訓練が必要だけど。


ひょっとこの口、と言っても、見た目はひょっとこではないです。

ひょっとな口にしつつ、息はライザーにに向けて吹く。

周りから見たら、前と何も変わらないと思います。

ほんとに僅かなことなのよね。


そして、残念なことに音色は変わらないです泣

でも、息が、上唇のシワから漏れていたのがなくなって、中心に集まることになるので、これからの練習によって、良くなっていくのではないかと思っています

一生改善かもね笑


そして、Gから下の音は、上唇を被せる。

低い音は、唇を少し横に引くと張りのある音になるんだけど、横に引くと上唇のシワが出てきちゃうので、このいい音とシワの塩梅を見極めるようにしなくては。



先生曰く、「雑に言ってしまうと、音色さえ良くなれば、どんなになってもいい」そうです。


でもなぁ、フルートは優雅に美しく吹いてるように見せかけたいと思うのです。

実際には、違うけど笑