とうとう、
野うさぎ野ばらの手術の日をむかえました。
いろいろ思いはありましたが、
もう、人の手を借りなければ生きていけない
野生とは呼べない「元」野生動物という状態である今、
野ばらのこれからの健康を考えて、
「避妊手術（子宮除去手術）を受ける」ことに
迷いはありませんでした。
.....
.....
.....病院へ行くため、
キャリーに入れる時も、
何故か、すんなりでした。
いつもなら、
逃げる、走る、暴れる、
狭いキャリーケースに入れるのがとても大変だったのですが、
前々から
野ばらにきちんと話していたせいか、
「わかった。頑張ってくる」とでもいうように、
すんなりキャリーに入り、
移動の車の中でも、
ゆうゆうと、おやつを食べていました。
余談ですが、
初めて会った日、奈良の保護施設からお迎えして、
自宅に帰るため車に乗っていた時の表情とは、
全く違います！
（あの日の表情を「虚無」と呼んでいます💦）
はじめての日、緊張で「虚無」のとき
微動だにせず、6時間
私たちに対して、猜疑心満々でした
（敵がいる時、きっと草むらでこうしてじっとして身を隠しているのでしょう）
小鳥の手乗りなどもそうですが、
ある程度成鳥になってしまうと、
人に慣れさせるのは、大変です。
というか、慣れません。
愛玩うさぎさん達が、
フレンドリーにしてくれるのは、
ペットとしての繁殖、教育、遺伝、環境など、
長い歴史により、そうなるようにいわば作られたものだからで、
野生の生き物達は、
基本、人間を敵とみなす場合が多く、
近寄れば逃げる、
さわれば攻撃する、
なかなか心を開いてくれない（本能）を持っていることが当たり前なのです。
野ばらも、野うさぎですから、
そういう本能を持っています。
私はうさぎペットホテルをしていますので、
たくさんのうさぎさんと応対してきましたが、
これほど扱いの難しい方は
はじめてです
しかし、
うちに来たからには、
今まで学んだ
さまざまなうさぎさんの特性、性格、好き嫌い、などの経験を駆使し、
野ばらはじめ、
うさぎさんが「幸せ｣と感じてもらえるように
私たち（人間）は、
あれこれお仕えさせて頂く所存で
日々お世話にあたっています。
＼ちょっと心を開いてきているのよ／
術後のケアもおまかせください
大切なうさぎさんを
大切にお預かりするうさぎホテル
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主催者うさこ母
老うさホーム®︎うさこんち®︎
石毛じゅんこ
AllAboutうさぎガイド
愛玩動物飼養管理士
動物取扱責任者
ペットフード販売士
「うさぎがおしえるうさぎの本音」朝日新聞出版
「うさぎのきもち」時々出没中
「うさぎと暮らす」時々出没中