◉ひとこと:
ボンズの作画とイケメンと与謝野晶子を楽しむ。
文豪の名前と特技を持った武装探偵団のお話。1期の主な敵は、ポートマフィアとギルドの方々。青の組織の残党も数に加えていいのかな?
◉評価:
7.5/10.0
◉作品URL:
▪️アニメ公式サイト
◉原作:
▪️原作
朝霧カフカ(原作)+春河35(作画)の漫画。
ヤングエースで連載。既刊21巻。
▪️アニメ
1期:2016年の春アニメ。全12話。←これ
2期:2016年の秋アニメ。全13話。
3期:2019年の春アニメ。全12話。
アニメ制作はボンズ。
◉感想:
高校国語の勉強にはなりません
高校の国語の授業で聞いたことのある名前がちらほら出てくるけど、これを観ると日本文学に詳しくなれると言うことはない。もしかしたら高校3年間で10点くらいは点数取れるようになるかもだけど。普通に教科書を暗記してください。
文豪以外の人もちらほら出てくるのね。福沢諭吉とか中原中也とかギャグなのか。メインキャラは文豪で固めた方が良かったのではないか?太宰治が死にたがりとかキャラ設定が安易すぎないか?谷崎潤一郎が変態なのは良し。
谷崎潤一郎
私の好きな漫画家で喜国雅彦という人がおりまして、喜国の好きな作家が谷崎潤一郎。明治から昭和にかけてひたすら耽美と悪魔主義を追い求めた小説家。谷崎チックな話を漫画にしようと思いついて、「月光の囁き」を書きましたというお話。
文豪〜は、途中で見るのやめようと思ったけど、谷崎潤一郎を出すなら見てみるかと、とりあえず1期は完走できました。
谷崎潤一郎 ※追記
エロスやフェティシズムを描いた作品が多いので映像化しやすい。本作の登場人物の中でも映像化作品数はダントツではなかろうか?「細雪」「痴人の愛」「春琴抄」「神と人の間」「富美子の足」「悪魔」など。
「春琴抄」(しゅんきんしょう)は何度も映像化/漫画化されている名作。歴代の春琴は田中絹代・京マチ子・山本富士子・渡辺督子・山口百恵・長澤奈央。
背景の細かさとキャラの表情
キャラと丁寧な作画は楽しめた。さすがボンズ。喫茶店の裏にCatalystぽいのが100台くらい置いてありそうなサーバールームがあって、ドアからちらっと見えてるだけなのに筐体のLEDがピコピコ光ってて。芸が細かいなと感心した。
あとはキャラの表情が素晴らしい。特に目の表情かな。これも顔芸と言ってもいいかもしれない。1話目だけ気合い入れてるのかも?と少し疑ったけど杞憂。ちゃんと最後まで表情豊かに書いてくれてありがたい。
#与謝野晶子も美しくて、見てて楽しいです。
2期と3期も早く見なきゃ。
2期と3期も同じくらいのクオリティだといいな。期待してます。出来ればストーリーがもう少し面白くて、与謝野晶子の出番が多いと嬉しいです。瀕死じゃないと使えないとか面倒な能力だなおいw 👀
#ところで戦闘中にわざわざ相手に能力の説明をするのはなぜ?説明することで能力向上するの?
◉キャラクター:
中島敦:主人公。多分2022年は年男。🐯
太宰治:死にたがり。物語のキーマン。
谷崎潤一郎:変態。セーラー服とイチャイチャ。
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/cool09_frame_bg.jpg)
与謝野晶子:セクシー。保健室のお姉さん。
福沢諭吉:10000円。顔が怖い。
芥川龍之介:ポートマフィアのお偉いさん。
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