「グスタフ・イザーク・・・ちょっと来てちょうだい・・・」


 何だか母さん<ムッター>の声が弱々しい。
 僕は読んでいた本を閉じて、慌てて母さん<ムッター>の元に行った。
 「母さん<ムッター>・・・大丈夫?」
 ここ最近、母さん<ムッター>の顔色は悪い。
 母さん<ムッター>までどうにかなったらどうしよう・・・僕は、それだけが心配だった。


 先だって、カール・グスタフ・ケンプ上級大将・・・僕の父さん<ファーター>の葬儀が軍葬で行われたばかり。
 葬儀当日は、気を張っていた為か、気丈に振舞っていた母さん<ムッター>だったけど、本当は具合はあまり良くない。
 母さん<ムッター>の具合が悪くなったのは、メックリンガー大将が父さん<ファーター>の訃報を伝えに来てからだ。
 明るくて優しい母さん<ムッター>だったのに、全く笑わないし、家から一歩も出ようとしないのだ。
 そして、今にも泣きそうな悲しそうな顔で、ぼんやりと家族写真を見ては溜息ばかり付いていた・・・。


 「もう・・・ここをね、出て行かないといけないのよ」
 「ここって、このうちの事?」
 「そうよ・・・ここは官舎だから。これからも遺族年金とか色々と出るのだけれど、ここにはとどまれないの、分かるでしょ?」
 「う・・・ん」
 僕は曖昧に頷いた。
 「あのね、ほら、ここはご近所も皆、軍人の家庭でしょ?お前達の父さん<ファーター>は昇進したからいいのだけど、この戦争で、戦死した人・・・本当に多いのよ。だからね、母さん<ムッター>の田舎に皆で行って、あそこで暮らした方がいいわ。・・・お祖母ちゃんもいるし・・・ね?」
 「母さん<ムッター>・・・僕は母さん<ムッター>がそうしたいならいいよ。そうなると、学校は・・・転校するんだね?」
 「・・・そうね。あなた達には転校してもらわないといけないわね。だから、お友達とさようならしなくちゃね・・・ごめんなさいね」
 「・・・友達と別れるのはさびしいけど、仕方がないよ。それに、僕もお祖母ちゃんの家なら行きたいし」
 僕は泣きそうになっている母さん<ムッター>のそばに行って、手をギュッと握り締めた。
 「温かい手ね・・・」と、母さん<ムッター>は僅かに微笑んでくれたけれど、肩が微かに震えていた。


 「それでね、お願いがあるの」
 「・・・何?」
 「引越し用のガムテープ買って来てほしいの。大きな家具は・・・元々、ここの備え付けだったのだけど、洋服や食器とか、処分しないで持って行く物も沢山あるから・・・。ダンボールはね、今日の午後に業者が持って来てくれるのだけど、ガムテープは無いんですって。だから・・・ね」
 「うん。じゃぁ、お店まで買いに行って来るよ。どのぐらい買えばいいのかな」
 「そうね・・・取りあえず20個買って来てちょうだい」
 母さん<ムッター>が僕にお金を渡し、ちょうど出かけようとした時に、公園に遊びに行っていたカール・フランツが泥だらけになって帰って来た。
 
 「ただいま~!あれ、お兄ちゃん、どこ行くの?」
 「母さん<ムッター>に頼まれた買い物だよ」
 「あ・・・僕も行きたい!!」
 「じゃぁ、すぐに洋服を着替えておいで。いいか、母さん<ムッター>はちょっと具合が良くないんだから、自分で着替えるんだぞ。そして、汚れた服は、洗濯機に入れるんだ、いいね?」
 「うん、分かった・・・」
 カール・フランツは大きく頷いた。


 僕等は連れ立って近くにある雑貨店に行った。
 その途中で、「ほら・・・あの子達、この間の戦争で・・・」とか、「軍葬だなんて凄いわよね・・・うちの主人の弟なんか、2階級特進しても中佐止まりだもの・・・」とか、ひそひそ話す声がする。
 中にはあからさまに大声でこんな事を言う人がいた。


 「うちの人はあの子達の父親の部下だったし、それに、うちの息子は上の子と同級生だったのよ。だから本当に気を使っていたのよ。うちの主人の葬儀も軍葬にしてくれたら良かったのに。本当に尉官なんて損なだけよね」


 母さん<ムッター>がここのところ家から出ようとしないのは、こういう悪口のせいに違いない。
 聞こえない所で言うんじゃなくて、わざと聞こえるように言うんだもの。
 だから、母さん<ムッター>は田舎に行こうと思っているんだな・・・と、子供の僕にだって分る。

 それに、僕の友達の中にも、父さん<ファーター>が亡くなってから、急によそよしくなった子や、急に意地悪を言うようになったり、反対に全く口をきかなくなった子が増えたのだ。

 そして、僕はやっと分かったんだ。

 今まで、あの子達が僕と仲良くしてくれていたのは、僕の父さん<ファーター>が、帝国軍の大将だったからなんだ・・・という事に。
 
 「お兄ちゃん・・・どうしたの?怖い顔してる・・・」
 カール・フランツに言われて、僕は慌てて表情を和らげた。
 「そんな事ないよ。ほら、笑っているだろう?」
 「うん。ねぇ、僕も、それ持ちたいな」
 「・・・じゃぁ、2個持つか?」
 「うん!!」 
 僕はビニール袋に入っていたガムテープ20個のうち、2個はをカールフランツに手渡した。

 父さん<ファーター>が戦死したのだから・・・この家での年長の男子は自分しかいないんだ・・・。
 これからは、もっと母さん<ムッター>の手伝いをやって、カール・フランツの面倒を見て、父さん<ファーター>がいない分・・・僕がしっかりしないと。
 ガムテープの入った、ちょっと重いビニール袋をよっこらせ・・・と、抱え直す。


 「ねぇ、カール・フランツ・・・今度ね、お引越しするんだよ」
 「え~お引越しするの??どこに行くの??」
 「えっとね・・・もうちょっとしたら、お祖母ちゃんの所に行ってね、一緒に住む事になるんだって・・・」
 「え~本当に?」
 「うん・・・。だから早く帰って、母さん<ムッター>がお引越しの準備するのを一緒にお手伝いしような。僕らが、父さん<ファーター>の代わりをするんだよ。だって、僕達は男の子だもん」
 「うん。そうだね。僕ね・・・一生懸命に母さん<ムッター>のお手伝いをするよ。僕・・・男の子だもん!!」

 カール・フランツの屈託の無い笑顔に、僕は苦笑するしかなかった。


 そう・・・これからは、勉強も、家の事も、もっともっと頑張って母さん<ムッター>を助けてあげなきゃ・・・。
 僕は、ヴァルハラへ旅立って行った父さん<ファータ->のように強くなりたいと思った・・・。



Das Ende



 この作品は、100のお題の「ガムテープ」を使って書いたケンプの追悼作品です。
 ヤンとユリアンでも「ガムテープ」は書いたのですが、実はケンプでも書いていたんですよね。
 同じタイトルで、両方とも「引越し」を扱っているのに全くの別作品。
 一方は勝利してイゼルローン要塞へお引越し。
 もう一方は、イゼルローン要塞を取り返そうとして失敗し、戦死。
 そして、残された遺族が官舎を出て行かなくてはならないお引越し。 
 
 さて、グスタフ・イザークですが、彼はお母さんの為に強くならないと・・・と、絶対に思ったはず。
 だって、弟はまだ小さいし。
 「僕がヤンってやつをやっつけるから」・・・確か、泣き崩れる母親にこんなセリフを言っていたなぁ・・・グスタフ・イザーク。
 健気だよなぁ・・・ホント。
 それにしても、悲しいなぁ・・・追悼って。

 お友達が急に冷たくなるのは、きっと、そうなると思う。

 リアルでも、家族が事件を起こしたりしたら、急に冷たくされる・・・って、あると思うし。

 戦いに負けたのはケンプのせいではないと思うけど、怒りの矛先は、やぱり、ケンプだろうと思う。

 さすがに、ラインハルトに怒りはぶつけにくいでしょうからね。
 あぁ、やだ、やだ・・・。
 暗い話はホントは書きたくないんだよなぁ・・・。


 私はケンプが好きだった為、ケンプ関連の小説が結構あったりします。
 ただ、かなり前に書いた作品(10年以上も前)なので、あちこち手を入れないと外に出せないんです。
 なので、折を見ながらUP出来たらな・・・と思ってます。


 








 「あ、ヤン提督。この本はどうされますか?」


 隙間が無いくらいに詰め込まれている、ヤン提督専用の本棚を僕は指差す。
 整理しても整理しても・・・毎月のように本は増え続けて・・・。
 中には雑誌類もあったから縦置きではどうにもならず、今では横倒しの状態で入れてあった。
 それでも入りきらない本もあって、本棚の横に乱雑に積み上げてあるのだ。
そして、それは今にも倒れそうな不安定さで、僕は早く片付けてしまいたかった。


 「うーん・・・どうしようか?」
 のんびりしたヤン提督は、焦った様子も見えずに僕に問いかける。
 「どうしようかって・・・僕に聞かれても困ります」
 ヤン提督は床の上に直に座り込んで考え込む。
 「さすがに向こうに本屋は無いだろうし・・・ここにあるの、やっぱり全部持って行こうかな。ユリアン。これ・・・全部運べるかな?」と笑
顔を浮かべた。
 「・・・え、この本棚の分全部ですか?それと入りきらない本もですか?」
 「うん」
 僕は呆然とする。
 「・・・あ、全部はダメ・・・かな、ユリアン」
 「はい・・・。申し訳ないですけど、この文書箱に入る分だけにして下さい。あちらに永住する訳じゃないのだし、必要な物だけにして下さ
い。それから、残りは全部トランクルームに預けますから」


 イゼルローン要塞への駐留に伴って、僕は提督と2人で、引越しの為に官舎内の荷物整理を始めた。
 個人的な大型の家具や、さし当たって不要な私物はハイネセン市内のトランクルームに預ける予定だ。
 問題なのは、ヤン提督個人の本棚の本だった。

 パンパンに詰め込まれていたのを全部出して無造作に床に置く。
 デジタル書籍が主流になってはいるものの、提督はデジタルは味気ないと言っては、わざわざ割高な紙の本を買い求めるのだ。
 本の重みのせいで、本棚の棚板が抜けた事もある。
 また棚板が抜けて本が傷んでも困る・・・と、提督は大切な本は本棚に入れずにベッド脇の床に直接積み上げていたりする。
 僕も提督と暮らし始めた最初のうちは小まめに本を整理していたものの、次から次へと増えていく本は本棚の収容機能を上回って入りき
らなくなった。
 本当の事を言うと僕は何とかしたかったのだけど、本だけはあまりいじると提督の機嫌が悪くなるから、僕もそこそこの整理しかしなく
なっていたツケが今・・・という感じだ。
 僕はいつも、「この本を何とかしたいなぁ・・・」と呟きながら、掃除の時にはたきをかけ、本の上の埃を払うぐらいで、そのままに放って
あったのだ。
 だから、この引越しを機にヤン提督自らで整理してもらって、持って行くのは最低限だけに留めて、残りはトランクルームに預けてほし
いのだけど。
 でも提督にはそれが簡単には出来ないらしい。


 「あ、そうそう・・・この本は絶対に持って行かないと。・・・もう、何度も読み返しているんだけれど、何度読み返してもこの歴史書は面白くて飽きがこないんだ」
 「・・・じゃぁ、箱に入れますね」
 僕が手渡された本を文書箱にしまい込む間も、何か懐かしい本を奥から見つけて目を輝かす提督。
 「あ・・・この本はここにあったのか。読み直したいと思っていたんだけど、どこに入れたのか分からなくなっていて・・・。これは凄く面白
いからユリアンも読んでみるといいよ。この作者の冒険歴史小説は本当に愉快でね」
 「・・・じゃぁ、それも持って行くんですか?」
 「あ、うん・・・そうだな。これは持って行かずにトランクルーム預けるか・・・」
 僕はトランクルーム用の箱に本を入れる。
 提督は次々と本を手に取り、それを片手に笑顔で何かしらその本の良さを説明してくれるのだけど、その度に僕は大きな息を吐いた。
 ・・・こんな感じだから、本の整理が全然整理がはかどらないのだ。


 「提督・・・本はこのダンボールに入るだけにして下さいね」
 僕は大きめの文書用の箱2つを示す。
 「え、たったのこれだけなのかい?ユリアン・・・ちょっと箱が小さ過ぎるんじゃないかなぁ・・・。少なくとも持って行きたい本の半分も入
らないよ。せめてあと2つ。4箱くらいにしてくれないかい?」
 「箱は小さくないですよ。一番大きな文書箱なんですから。でも、確かに持って行きたい本が多そうだから、箱をもう1つ増やします。
とにかく、要塞に永住する訳じゃないんですから、箱3つ分にして下さい。それに、持って行かない本は預けるだけで、何も処分する訳じゃないんですから」
 「・・・あ、うん。・・・分かったよ」
 提督は僕の顔色を伺い、僕が4つ目の箱を用意する気がないと分かると観念したのか、ゆっくりと頭を掻いた。

 床にじかに座り込んで本を吟味しながらダンボール箱に詰めて、やっと1つ目の箱に本を入れて丁寧にガムテープで封をする。
 上段と横に黒色の油性マジックで大きく「歴史書」と書き込んだ。


 それを見届けた僕は「提督・・・僕、ちょっと夕飯の買出しに行って来ます」と提督に声を掛けた。
 電気ポットとティーセット、それと必要最低限の食器と多少のカトラリー以外は殆ど梱包して、既にトランクルームに送っていた。
 だから、ここには冷蔵庫もない。
 出発までは出来合いの惣菜など、簡単な物で済ませるしかなかったのだ。


 「提督。何か食べたい物はありますか?」
 「うーん・・・任せるよ」
 「じゃぁ、ちょっと出て来ます」
 「あぁ、行っておいで」
 提督は本を整理しながら頷いた。


1時間後、僕は近所のスーパーで、揚げ立てのフライドチキン、コーンとマカロニ入りのポテトサラダ、お湯を注ぐだけで出来るミートボール入りの野菜スープ、パンとミルク、蜂蜜入りのヨーグルトなどを買い込んで戻って来た。
 その足でキッチンへ行き、電気ポットでお湯を沸かしてスープを作り、何とか食卓の体裁を整えて僕は提督を呼びに行った。


 すると、どうだろう。
 提督は床の上に大の字になって寝ていたのだ。
 本の整理は少しは進んでいるようだけど終わっている訳ではなく、まだ床に大量の本が散らばっている。
 「あぁ~・・・全然終わってないや。・・・こういうところは他の人に見せられないんだよなぁ・・・」
 何しろ世間一般では提督は英雄扱いされているから、この姿を見たら、幻滅を覚える人もいるだろうな。
 立体テレビ<ソリヴィジョン>などでイメージを聞かれると、大抵の人は、「素晴らしい英雄です。同盟の誇りです」とか「サングラス


 「提督・・・簡単ですが、夕食が出来上がりましたから起きて下さ・・・あ!」

 僕はビックリして言葉を失った。
 だって、提督の頭には、クチャクチャに丸めたられたガムテープがベッタリと張り付いていたのだから。
 「提督!!起きて下さい!!頭にガムテープが・・・」
 「ほえ・・・うん?」
 提督は僕の声にうっすらと目を開けた・・・声は完全に寝ぼけ声だ。
 「あ~ユリアン、朝かい?」
 「もう!朝じゃありませんよ。これから夕食です。それよりも・・・。提督・・・頭にガムテープがベッタリと張り付いてますけど・・・」
 「え、本当かい?」
 半分寝ぼけていた提督は、慌てて飛び起きて頭に手をやる。
 「あれれ・・・本当だ。いつの間に付いたんだろう?あ・・・これ、取れないぞ。・・・ユリアン、どうしよう?」
 情けない声の提督に僕は小さく息を吐いた。


 「無理に引っ張らないで、ゆっくりと外しましょう・・・。それにしても何でガムテープが頭なんかに・・・一体、なにがあったんですか?」



 せっかく暖かい食事を用意したのに冷め切ってしまい、僕はもう1度温め直す。
 そして食事の最中に、僕は改めて提督に聞いてみた。
 だって、普通は頭にガムテープは付かないのだから・・・そう、よほどの事がない限りは。
 まぁ、僕は大体の事を想像しているけど。
 「ところで提督。何でガムテープが髪の毛なんかにくっ付いたんですか?」
 「・・・えっと、その・・・。ガムテープをごみ箱にちゃんと捨てなかったからだな・・・うん」
 「ごみ箱に・・・本当にそれだけなんですか?」
 僕がじっと見ると、提督は頭をポリポリと掻いた。
 「ユリアンには隠し事が出来ないなぁ・・・。ほら、さっき本を箱にしまったんだけど、また読みたくなったのがあって開けちゃったんだ。
で、ガムテープはその時に剥がしたヤツで・・・。それで、その後、睡魔に襲われて・・・」


 (あ~やっぱり、予想していた通りだった・・・)


 「提督・・・本の箱詰めは僕がやります!持って行く本だけを選んで下さい!」
 「あ・・・でも・・・」
 「でも、じゃありません!本当に時間があまりないんです。ちゃんと真面目にやって下さらないと・・・提督だけイゼルローンに行けなくな
る・・・なんて事態になりかねませんよ」
 僕が放った言葉が効いたのか、ヤン提督は神妙な顔で頷いた。
 「うん、確かに。・・・分かったよ、ユリアン」


 夕食の後、提督は食後の紅茶を決まり悪そうに啜っていた。
 そして、自分が悪かったの事への反省なのか、少し申し訳なさそうな顔で、「あのね、ユリアン、ブランデーはどこかな・・・少しだけでい
いから欲しいなぁ・・・なんて」とおっしゃった。
 「ブランデーですか?あぁ、そう言えば今日は紅茶へブランデーを垂らしてないんですね」
 「ユリアン・・・昨日さっさと梱包しちゃっただろう?」
 そう言われて、僕は慌てて頷いた。
 「・・・飲みたいんですよね?」
 「うん、まぁね」
 提督はヤンは空になったティーカップを片手に頷いた。


 僕は慌てて立ち上がって、キッチンの隅に幾つか積んであるダンボール箱から、『お酒』と書かれたものを探し出す。
 勢い良くガムテープを外して、中から提督が好きなブランデーを1本取り出した。
 「はい、提督。あ・・・と。開けるのはこれ1本だけにしておいて下さいね。あとは本当に梱包してしまいますから」
 「うん・・・そういう事なら大事に飲ませてもらうよ」


 提督は数瞬思案した後で、慎重に注いだカップの半分ぐらいのブランデーを、いつもより、ちびちびと飲んでいた。
 
 
 
THE END



 イゼルローン要塞への引越し準備は殆どユリアンがやっていて、ヤンは殆ど役に立たないって感じかな。
 ただ単に、ヤンとユリアンが書きたかっただけですが、ヤンって意外と書くのが難しかったりします。
 でも、何だか書いているうちに、提督とユリアンの声が聞こえたような気がしました。
 ヤン(富山さん)が降臨された・・・そんな感じかな。


 今思えば、私が声優に興味を持ったきっかけが、富山さんだったんですね。
 『宇宙戦艦ヤマト』の古代君が好きでね~・・・まぁ、一番好きなキャラはヤマトでは、デスラー総統なんですけどね。
 それまでは声優さんは、『テレビマンガの声の人』なんて思ってて、声優さんの事を深く考えたのが富山さんで。
 亡くなったのは凄くショックでしたが、銀のDVDやヤマトのDVDを大切にしていきたいです。


 富山さんが亡くなれた時、自分の肉親が亡くなったのと同じぐらいのショックで。
 仕事が手に付かない。
 物凄く顔色が悪い。
 それを見た上司に、「具合悪そうだから帰りなさい」って言われて、本当に帰って寝込んでしまいました。
 頭の中には「ヤン提督が死んじゃって、古代君が死んじゃって、タイガーマスクが死んじゃって、友蔵じいさんが死んじゃって、テリィ
(キャンディ・キャンディの)が死んじゃって、イッパツマンが死んじゃって・・・ううう。もう、ダメ~・・・」ってなってしまいました。
 その憔悴振りは家族をも心配させてしまいました・・・。


 けれど、声優さんって「声」が残るから幸せ。
 数年前、台湾で発売された「レディ・ジョージィ」のDVDを手に入れ、時たま見直すのですが、ここに出て来る声優さんが凄い。
 主人公のジョージィ役が山本百合子さん(エヴァ)で、ライバルのエリーズが玉川砂記子さん(キャゼルヌ夫人)なんですね。
 ジョージィの父親探しを手伝ってくれたバーンズ子爵が富山さん(ヤン)で、夫人が松島みのり(ウィンザー夫人)さんで、娘のキャサ

リン役が小山茉美(ジェシカ・エドワーズ)さんいう・・・。
 改めて見ると、すっごく面白かったです。
 因みにこの作品、キャンディ・キャンディのいがらしゆみこさんの作品で、27年前のアニメです。


 さて、100のお題でこのタイトルを見つけた時、何を書こうか相当悩んで。
 ヤンとユリアンとで物語を書いたのですが、その後、要塞対要塞戦の後日談を某サイトで募集してて、他の人のは、ミュラーの退院後の
話だったり、やっぱりミュラーが多かったのですが、私はケンプで書いたんです。
 勿論、ミュラーの退院関係は私も1作書いているのですが、ヤンとユリアンの話とは対極にある、物語です。
 前者が勝利後の引越しなら、後者は敗戦後の引越しです。
 ケンプ一家の引越しの話を、長男のグスタフ・イザークの視点で書いてあります。
 UPするかどうか迷ったのですが、2つを比べてもらうのもいいかと思って、「ガムテープ(ケンプ一家の場合)」もUPする事にしま
す。




 




最近あげた自分へのご褒美は? ブログネタ:最近あげた自分へのご褒美は? 参加中


 ご褒美・・・それは甘い響き。

 

 最近、ダイエットをしてて、それが成功する度に欲しかった物を買ったりしてます。


 あまりブランド物は持たないのですが、「COACH」だけは好きなので、お財布がだめになったのを機会に、ネットプライスで、二つ折りのお財布や、コインパースなんかを買ってしまいました。

 アクセサリーバッグも限定で、大幅プライスだったので、何とかゲットしてシアワセです。

 ただ、これらの商品・・・さすがに、SHOP品には手が出ないので、アウトレットモデル(それでも限定モデル)なのですが。


 あと、「ご褒美」と言えば、私は昔から・・・運が相当いいらしい

 懸賞運もだし、お財布無くしたら交番に届けられていたり。

 懸賞では・・・。

 過去には香港旅行、テレビ、聖飢魔Ⅱのチケット、レベッカのチケット、ラルクのチケット、栄ちゃんのチケット、ルクルーゼの鍋、パヴェウォッチ、メイプルリーフ金貨、ニューヨーカーのタオルセット、鈴廣のかまぼこセット、味の素製品詰め合わせ、ビール1ケース、お茶1ケースなど、とにかく色々当たってます。


 3週間ほど前に、ぴあ で、「宝塚歌劇団宙組」のS席を優先予約していました。

 抽選で、チケットが買えない事の方が多いヅカのチケ。

 ましてや、当たったとしても、どの席になるか、運・・・神のみぞしる・・・です。

 そして、1週間前に届いた抽選結果。

 何と、希望日の最前列!!!

 尤も、最前列の中央部分は、SS席なのでプラチナチケですが、その両サイドのS席だって、凄い物です。

 あ~目の前に、憧れの男役さんが立つんですよ~しかも、自分の好きな組です。

 トップの大空祐飛さん、2番手の蘭寿とむさん、そして大好きな悠未ひろさん。

 あと、春風弥里さんも好き。

 娘役さんも、トップの野々すみ花さんや、花影アリスさんが見られる~!

 因みに、宙組には奇跡的に長身の男役さんが揃っていて、悠未さんがヅカ最高の179㎝。

 十輝いりすさんが178㎝。

 それよりも低いけど、春風弥里さんが173㎝。

 娘役さんは高くても165cm・・・それ以下だから、本当に並ぶといい感じの身長差です。

 「楽典裁判」の時、御剣役の悠未さんが179㎝に対して、冥ちゃん役の藤咲えりさんが160㎝だったので、ゲーム以上の身長差で、一緒に行ったゲーオタの友人なんか、「萌える・・・」って言っていた・・・。

 何はともあれ、大好きな宙組で、最前列なんて、もう、自分の為の“ご褒美”のナニモノでもないって感じです。


 それから3日前の事。

 セブンイレブンに行ったらば、「一番くじ」を売っていて、空クジなしなんだけど、「カピバラさん」だったんですね、商品が。

 くじ1回500円。


 うーん・・・どうしよう。

 陳列棚を見る。

 最低のH賞も中々にカワイイ・・・引いてみよう!

 ・・・ってな訳で、とりあえず1枚引く。

 G賞の、陶器のタンブラーが当たった。

 ・・・んじゃ、もう1枚引こう・・・。

 そして、B賞ご当選。

 因みにA賞は茶色のカピバラさんのぬいぐるみで、全長50㎝。

 B賞は、白いヤツ「ホワイトさん」のぬいぐるみで、これまた全長50㎝。

 ・・・抱えて家に帰りました。

 うちには、40cmと30㎝のカピバラさんがいて、親亀の上に小亀が~の感じで重ねて置いてあります。

 それの下に50㎝のを置いてみた・・・圧巻。

 因みに、都内の職場近くのセブンで、カピバラさんを見かけたうちのダンナは、「・・・あいつ、引いてそう」と思いながら家に帰ってきて、我が家にくじのカピバラさんが鎮座しているのを発見し、「・・・当てたのか!」とかなり驚いていました。

 「日頃の行いが良いから」とか言われましたが、神様からの“ご褒美”だと思う事にします。