数年ほど前、劇団「あかぺら倶楽部」の公演を観に、池袋の東京芸術劇場の小ホールへ。


 この劇団には、声優さんの高木渉さんが所属していて、この時の公演は「見果てぬ夢」でした。

 この作品は、元々、銀だと、イワン・コーネフや、ルパート・ケッセルリンクを演じていた、鈴置さんがプロデュースした作品で、「鈴置洋孝プロデュース」で上演されたんです。

 脚本は堤泰之さんで、末期がんの患者さんを扱った、ある意味重たいけど、ホロリとさせられるお話です。

 因みに、「鈴置洋孝プロデュース」では主演が鈴置さんで、演出と脚本が堤さんでした。

 別の劇団が演出したらどうなるんだろう??

 そんな事を考えながら観に行ったのです。


 「あかぺら倶楽部」の高木渉さんは、舞台俳優であり、声優さんでもあります。

 銀ではグリーセンベック役。

 「ゲゲゲの鬼太郎」の第5作では、ネスミ男をやっていたりします。


 さて・・・私は高木さんの事を語りたいのではありません。←えええ!!!???そうなの!!?



 実はその日・・・。

 観に来ていたお客様の中に、私が大好きな声優さんがいたんですよ。


 終演後に、トイレに入った私。

 女子トイレから出て暫くすると、男子トイレから出てきた人物に私はビックリ!!


 えええ!!?

 もしかして観に来ていたの・・・。

 そして、行動を起こしてしまった私。


 「あのう・・・緒方賢一さんですよね。ファンなんです!握手して下さい!!!」


 緒方さんはビックリされていました。

 だって、トイレから出てきたら、イキナリ妙な女に握手を求められたんだから。

 濡れた手をタオルで拭いて、快く握手に応じて下さった緒方さんは、その後・・・池袋の街の中に消えて行かれました。


 私にとっては、緒方さんと言えば、「宇宙戦艦ヤマト」のアナライザーです。

 「忍者ハットリ君」のしし丸でもいい。

 とにかく好き。


 銀河英雄伝説では、ボリス・コーネフの部下の事務長のマリネスク氏をされていました。


 私が緒方さんに会った頃、NHK教育テレビの国語の番組で、「ことばあ」というのがあったのですが、これに、「おがちゃん」と言う名前のオジサンとして出てて、すげー!!って思ったりしました。


 緒方さん自身、劇団「すごろく」を主宰されてまして、キートン山田さんの大親友なんですよね~★

 現在、新生「ドラえもん」でドラえもんを演じている、水田わさびさんは、この「すごろく」の出身で、彼女に「すごろく」に入ってお芝居の勉強した方がいいと薦めたのが、キートン山田さんだったそうです。

 山田さん、ご本人から聞いたから間違いないです。

 ドラえもんのオーディションに受かった時、水田さん、泣きながら山田さんに電話してきたそうです。

 彼女を舞台人として、そして、ドラちゃんとして育て上げたのが緒方さんで、そのきっかけ作ったのが、キートンさんだったこの事実。


 緒方さんの劇団には・・・松本保典さんが所属してます。

 松本さんは、「サザエさん」の2代目ノリスケで(因みに初代は、理屈倒れのシュターデンの村越さんです)銀では、テオドール・フォン・リュッケ役だったりします。 


 声優さんは・・・舞台人である事が多いので、芝居好きな私は嬉しいです。

 作品のイベントに行くのも良いけど、じっくり芝居を楽しむ・・・。


 先日、4日間も通って、楽しませて頂いた劇団「岸野組」の客演で、丈八という渡世人を演じたのは、関智一さんでした。

 関さんは、新生ドラのスネ夫くんとかやってますが、銀では、士官学校の戦略研究科ではヤンのライバル(・・・だと彼は思っていたと思う。秀才だったから)の、あのワイドボーンを演じてました★

 主催者の岸野さんも、銀では(OVAオリジナル)、同盟軍第11艦隊の副司令官のストークス少将として登場してたなぁ。

 でも、第11艦隊だから、アレなんだ、救国軍事会議のメンバーだったんだな・・・。 


 5月にも、内海賢二さんの舞台を観たしね。

 あの凄い声が地声とは。

 ラオウであり、シドニー・シトレ元帥閣下であり・・・とにかく、存在感の大きさは並外れたものがあります。


 同じ空気を同じ空間で吸っている・・・それだけでシアワセ。


 これからも、「声優さんに会いたい!?」と、アンテナ張って生きていきます^^@







北口、南口、東口、西口、どれが好き? ブログネタ:北口、南口、東口、西口、どれが好き? 参加中



 どれが好きって・・・そんなの別に、どこでもかまわないけど?

 ただ、待ち合わせする時は、少しでも空いている所で待ち合わせをしたい。
 たとえば大宮なんかだと、西口の時計台の前とかね。
 東口だとゴチャゴチャしてて好きじゃないからねぇ・・・。

 さて、良く行く池袋を例に挙げると・・・。

 駅の構内で待ち合わせをする時&乗っている電車が互いにバラバラの時には・・・。 
 山手線での待ち合わせは、絶対に北口。
 北口の改札の中にある、「ロッテリア」の前で待ち合わせ。
 ここが一番空いていて、絶対にお互いに迷わない。

 東武東上線での待ち合わせだと、絶対に南口の改札の所。

 こんな感じで、改札口での待ち合わせが多いなぁ。

 あと、地上に出た後は、西口だな。
 一番・・・空いている気がする。
 でも、地上に出てからの待ち合わせってあんまりしないな。
 人が多いじゃない。
 待ち合わせは、どこでも「△△線の◎◎口の改札」が無難です。

 新宿だと、JRなら、南口の改札。
 ただ、新南口と間違える可能性もあるので、「ルミネ」って言うのを強調するのを忘れない。
 あとは、ベタだけど、東口で、「アルタ前」かな。

 お互いが迷わない為には、乗る&乗らないにかかわらず、「JR(私鉄)の◎◎口の改札」って指定しておくと便利。


 渋谷も、「◎◎口の改札」が一番いい。

 でも地上に出たら、渋谷だと、やっぱり、ハチ公前。
 ハチ公の銅像前。

 前に待ち合わせをしたら、ハチ公のレリーフの前で友達が待っていて、(地方の子)必ず、「レリーフ」か「銅像」か、ハッキリ相手に伝えなくてはいけないと思いました。










 イゼルローン要塞には・・・多くの人が住んでいる。


 それは軍人だけにとどまらない。
 軍人の家族や、その他の職業に従事する民間人を合わせると、ここには500万人もの人間が暮らしているのだ。
 自由惑星同盟に属する辺境部には、これよりも人口の少ない惑星も多く存在している。
 この時点で、イゼルローン要塞は、要塞というよりは、恒星アルテナを太陽と仰ぐ、“要塞型惑星”と称した方が良いのかもしれない。
 何しろ、内部には農場としての巨大な植物プラントまで有しており、ある程度ならこの要塞で住人の食料を賄う事も可能だったからだ。
 この機能には、ヤンを初めとして、同盟軍の軍人達は舌を巻いた。
 ・・・この要塞を作り上げた、銀河帝国軍のその“力”にだ。


 この手の要塞が幾つも存在する銀河帝国・・・軍事力が突出した、専制君主国家だからこそ成しえたと言っても過言ではないだろう。
 多分、似たようなタイプの要塞を建設しようとしたら、民主共和制を謳う自由惑星同盟では、反戦を掲げる市民運動家達による「建設反対運動」が起こるのは必至である。

 それに、選挙と政治家達と経済との兼ね合いで、あれこれ議論だけが繰り広げられて、肝心要の建設予算が下りるかどうかも・・・多分、同盟政府では絶対に無理に違いない。

 

 だが、これほど凄い機能を持った要塞なのに、帝国がここを要塞として使っていた時は“存在しなかった物”がある。
 要塞を奪取した同盟側が使うようになってから設置されたそれは、真っ白な『ガードレール』であった。
 何故作られたかというと、要塞内でも“車が走る”からである。
 軍人の家族や商人等の民間人もここに住んでいるから、彼等の安全を考えて、人も歩く交通量の多い走路上にはガードレールが作られたのだ。
 帝国軍の統治時代には、交通量の多い走路にガードレールが全く設置されていなかったのである。
 これは、同盟側の人間には理解しがたい事であった。


 そして、もう1つ。
 ヤンが昼寝に使っている自然公園は、元々は貴族の将校の為のプライベートエリアだったようだが、今は一般に開放されていて、住人の誰もが使える憩いのスペースとなっている。
 その為、ベンチだけではなく、軽食スタンドなんかも作られ、少しでも足を踏み入れた者はここが宇宙とは・・・と驚きを禁じ得なかった。



 「なんで・・・。なんで勝手に死んじゃう訳?」


 人に聞こえないほど小さくな声で呟く。
 何をするでもなくただ、ガードレールに寄りかかって天を仰いだ。
 ・・・というよりは、何も手に付かないから、ただ黙ってじっとしていたと言う方が正しい。
 いや、じっとしていたかったのだ・・・。
 数時間前も、ユリアンを相手に涙が枯れ果てるかと思うほど思いっきり泣いた。
 何であんなに泣いたのか・・・と思うほど、涙が溢れて止まらなかった。
 それなのに、また涙が溢れてくる。
 あの人の為に流せる涙があるなんて思ってもみなかったけど、1人であの人の事を考えてみたかった。
 
 「私・・・自分がこんなに泣き虫だったとは思わなかったな・・・」


 情けなさと悔しさ、悲しさと空しさに襲れて、目頭が熱くなる。
 とめどなく溢れる涙・・・。
 慌てて手で目頭に滲む涙を拭うが、涙は全く止まる気配がない。
 ハンカチを探したが、どうやらロッカールームに置き忘れてきたようで「あ~・・・もう!」と呟く。


 要塞の中だ・・・。
 上を見上げたって空が見える訳ではない。
 だけど、何となく上を見上げてしまうのは人間の習性なのだろうか?


 深夜2時過ぎ・・・。
 人々が寝静まっている為、普段は煌々と明るい照明で照らされたメインストリートも、必要最低限の光量に抑えられ、市街地はシンと静まり返っている。
 だから、本当の夜のようで何とも寂しかった・・・。
 色とりどりのラッカーで、目いっぱいに落書きされたガードレールだけが、弱い灯りの中で奇妙に浮き上がっていた。


 本当はもっと色々な文句も言ってやりたかったし、それこそ他愛無い話だってしてみたかった。
 相手が自分をどう思っているかよりも、相手の事がもっと知りたかった。
 いつも強がって生意気な口を利いて、あの人に自分の本当の気持ちを見せた事はなかった。
 複雑な事情はあるけれど、あの人は自分にとっては、たった1人の“血を分けた”身内だったのだ・・・と、今になって思い知る。


 『結婚をするなら、20歳過ぎてからにしてくれ。俺は、この若さで、じいさんになる気はないぞ、カリン』


 そんな事を言われ、私はあきれ果てた。
 この人は急に何を言い出すのだろう・・・と、何とも気恥ずかしくなったのは事実だったが、あの時、不思議と厭な気持ちにはならなかった。
 むしろ、それを楽しんでいた気がする。
 
 母は、いわゆる“未婚の母”だった。
 周囲の人々から、子供の為にちゃんとした結婚を勧められていたが、彼女は子供の為に結婚しようとは思っていなかった。

 『私は別に不幸じゃないのよ、カリン』
 『え~?その人はお母さんと私を捨てたんだから、それって私達にとっては不幸なんじゃないの?』
 『・・・何と言ったらいいのかしらね。私は捨てられたとは思っていないのよ。ただ、ちょっと離れ過ぎていただけなの。あの人は死んでいないし、私の心の中にずっといるからいいの。あのね、大嫌いな人だったら・・・あなたを産もうなんて思わないし、産んでも絶対に里子に出して別の人と結婚していると思うわ。確かにちょっと遊び人ではあったけれど、あれで優しくて・・・とっても頼りになる人だったのよ』
 『・・・そういうものなの?』
 『そういうものよ』
 『何だか良く分からないわ』
 『・・・いつか分かる時が来るわよ。あなたが恋をすればね。カリン、悔いを残さない為にもいい恋をしなさい』

 そう・・・。
 病で亡くなった母は、“幸せ”だと言っていたのだ、死ぬ直前まで・・・あの人が、あんな人でも、“幸せ”だったと。
 自分が恋した人を思い続けて逝ってしまった。
 だけど。
 母が言う“頼りになる人”だったら、あの人は、私や母が苦労している時に、助けてくれても良かったのに。


 ・・・まぁ、こればかりは仕方ない。
 だって、母は、あの人に何も言わないで勝手に私を産んだんだし・・・それは大変だったと思うけど、別れた事を恨んではいないようだったから。
 それ故に、私は母に愛されていたし、母の口から、実の父の悪口を聞いた事が無かったのだ。
 母は、父に未練があった訳ではなかった・・・と思う。
 むしろ、母の口からは、『あの人と出会って本当に幸せだった』と聞き続けていたように思うし、私にも『いい恋をしなさい』って言っていた。
 だから、父親が家に不在なのを悲しく思った事もなかったし、これは、子供にとっては幸福な事だと思う。


 「あっちで・・・あの2人・・・。ばったり出会って、お互いに死ぬのが早過ぎるって喧嘩していたりして・・・ね」


 カリンはくそ面白くも無い事を口に出した自分に大きな息を吐いた。
 「は~・・・なに言ってるんだろうな、私・・・」
 何やらポケットから取り出すと、幾つもの落書きがされているガードレールに自分も小さく書き付ける。
 そして、溜め息をついた。
 「・・・何だかな・・・」
 聞き取れないほどの小さな呟き。
 そして、また上を見上げていたが、ふらりと歩き出した。



 ちょうどその時、司令部からの帰宅の近道の為にそこを通りかかった者がいる。
 ユリアンだった。
 会議が予定よりも長引いて、この時間の帰宅となったのだ。
 カリンが立った1人で佇んで何かをガードレールに書いているのを見たが、何となく躊躇われて声を掛けそびれてしまった。
 会議の直前、カリンはユリアンの前で涙を見せていたのだ。
 普段は気丈そうに見える彼女が・・・だ。
 「何だかんだ言ってもあの人は彼女の父親だ・・・。ショックも受けるさ。そっとしておこう」
 ユリアンはカリンの気持ちを考えて拳をギュッと握った。
 
 そして、「・・・また僕は生き残ったんだな。いや・・・生かされたと言うべきなのかな・・・」と小さく呟く。

 彼女はユリアンに気付いた様子はなく、ただじっと上を見上げていたが、そのままゆっくりと立ち去った。


 カリンが立ち去った後、彼女が何を書いていたのかが気になって、ふとガードレールを見てみた。
 そして・・・ユリアンは言葉を失った。
 慌てて、カリンが立ち去った方に視線を移すが、既に彼女の姿は既に夜の闇の中に消えていた。

 オレンジ系の口紅で、小さく書かれたクセのある字。
 ・・・強がっていても、やはり彼女は・・・。


 『お父さんのバカ』


 ユリアンは、ふう・・・と息を吐く。
 そして、さっき、カリンがしていたように、ガードレールに寄りかかって天を仰いだのだった・・・。




THE END



 100のお題より、「ガードレール」です。

 タイトルを見た瞬間に、「これで銀が書けるのかしら?」と悩みましたが、何とか形になりました。

 
 シェーンコップが亡くなった直後の・・・カリン。
 そして、特別出演としてユリアン。
 シェーンコップが亡くなった日は6月1日なんですよね。
 奇遇にも、ヤンと一緒なんだわ・・・年度は違うけれど。 
 しかし、謎なのはカリンの母の名前でしょう。
 エンクロだとエリザベートとローザラインを繋げてありますが、これって、本当はどっちが正しいの!?
 田中先生は本当はどちらを考えていたのだろう???


 それにしても、6月1日って、ヤンとかメルカッツとか、沢山の人の命日ですが、特に同盟が凄い・・・T-T
 シェーンコップの声を、羽佐間さんが演じてくれて本当に嬉しかったです。
 最近ではあまりアニメをされない方がバンバン出て来られたのが銀の凄いところですが、羽佐間さんはアニメは少なくて、洋画とかが多い方なので、私はかなり浮かれてしまいましたよ・・・。
 因みに羽佐間さんで思い浮かぶ外国の俳優さんは、私の場合は・・・シルベスター・スタローンかなぁ?
 そんでもって、私が羽佐間さんで覚えているアニメって、宇宙戦艦ヤマトの映画のナレーションと、超時空要塞マクロスのグローバル艦長だけです。
 グローバル艦長はすっごく好きでした・・・シブくて。


 カリンの声は・・・合っていましたね、勝気な感じが最高に!
 やっぱり三石さんは、「新世紀エヴァンゲリオン」のミサトさんとか、「美少女戦士セーラームーン」のうさぎちゃんとか、勝気な感じがいいんです。
 だけどね~・・・。
 新しい「ドラえもん」で、のび太君のお母さん役なんですね・・・これには結構ビックリしましたよ。
 ええ!!?って感じでした。

 余談ですが、ユリアンとカリンの関係に変化が出たのも、6月1日なんですよねぇ・・・。←意味深ww