佐藤江梨子さんのお姉様は・・・舞台女優。


 お名前は「水香(すいか)」さん。


 今年初めに倒産してしまった「劇団ふるさときゃらばん」の女優さんだったのですが、つい最近、「新生ふるきゃら」として、劇団が復活して。


 新作ミュージカルの「トランクロードのかぐや姫」のヒロインのミカちゃんを演じてくれました★

 場所は、日本青年館の大ホール。

 前から3列目。


 水香ちゃんは、やっぱり、姉妹なのよね・・・サトエリと。

 どう見ても、DNAが一緒。


 顔が似ていれば、ナイスバデーなのも一緒。

 足が長い・・・ホントに、ナイスバデー・・・。


 終演後、握手して頂きましたが、私が出たテレビを、水香ちゃん・・・見たらしく。


 「うさけさん、テレビ見ましたよ~」って言われて、マジ!!?


 小島さんや早川さんも見たらしい。


 ・・・いやはや、役者さん・・・結構見ていたんだ、あのテレビ。


 穴があったら入りたくなりました・・・恥ずかしくて。


 今回の公演は、本当に良かった。

 久々に、面白い!!!って思える舞台でした。


 昨年の4月に、うちの市で、劇団の公演を誘致して、実行委員長なんかをやらせてもらったので、水香ちゃんとは普通に話が出来るのだけど、ホント、良く劇団に残ってくれたよなぁ・・・って。


 倒産後、多くの所属の役者さんが辞めてしまって、これからどうなるんだろう??って思ったんだけどね。


 復活公演が出来るまでになって、本当に良かったです。


 今から8年前に東京芸術劇場とか・・・色々なホールでの公演に私も出させて頂いて、その舞台を声優の岸野幸正さんが見に来られていたようで、「え??君って女優だったの!!?」って言われたのも、この劇団。


 舞台なんて経験ないのに、良く出たよなぁ・・・私。

 演技は幼稚園のお遊戯会以来だったんだけど、いっちょ前にセリフなんかあったりして。

 大した演技じゃないのに、台本は真っ赤な書きこみがね・・・。

 その後、劇団が制作した映画にも出ちゃったし。

 新山千春さんとすれ違うだけの役。

 エキストラとして参加したのだけど、スタッフに「君来て!」って呼ばれて行ったら、「千春ちゃんとすれ違う主婦をやって」って・・・。

 カメリハやって、カチンコが鳴って・・・まさに映画でした^^@

 でも、私は顔は映ってないの。

 後姿だけ・・・自分にしか分からないチョイ役。


 映画のクランクアップパーティーで、新山千春さんと喋ったり、その当時、まだ新人だった蒼井優ちゃんと喋ったり・・・今じゃ、絶対に考えられない。


 なんか・・・私って、色々な経験をしているなぁ・・・。

 劇団のパーティーで、元総理大臣の某氏とその息子さんと喋ったりね・・・これも、凄いと思う。


 なにはともあれ、新生ふるきゃらが、また羽ばたいていけるように、応援しなきゃ。


 そして、水香ちゃん・・・頑張って欲しいわぁ^^@

 今でもその台本を見ると、舞台のシーンが思い出されます。






 宇宙暦796年10月下旬。


 アムリッツァ会戦終結後、俺は自由惑星同盟軍の『第14補給基地』の司令官となった。
 『司令官』と言えば聞こえはいいのだが、この新しい赴任先は首都星のハイネセンから遠く離れたとんでもない辺境だった。
 何しろ、イゼルローン要塞よりも遠いのだ。
 早い話が、敗戦の責任を取らされて、体よく左遷させられた・・・という訳だ。


 「あら・・・でもすぐに戻れるわよ」


 今回の異動で、多少落ち込んでいる俺を気遣ってくれたのか、俺の荷物をダンボールに箱詰めしながら妻はそう言って微笑んだ。
 この微笑みに俺はドキリとする。
 俺の気持ちを汲んでいるのかどうか分からないが、妻は手を休めて俺に向き合った。


 「ええ・・・っとね。私が思うに・・・きっとね、ヤンさんは楽をしたがって、早々にあなたを呼び戻すと思うのよ」


 彼女はいつものように予言めいた事を、ちっとも慌てた様子を見せずに言う。
 「・・・早々にだと?そんなに上手く行くと思うのか?」
 俺は苦笑を浮かべたが、彼女はいやに自信たっぷりだ。


 「あら。絶対になると思うわよ」


 極上の微笑みを浮かべて言いきった。

 その自信はどこから来るのやら・・・。

 ・・・そして。
 大抵、彼女が笑顔で太鼓判を押す時は、本当にその通りになるのだ・・・これが不思議な事に。

 預言者・・・この言葉がシックリくる。

 絶対に、前世は呪い師か、預言者だったに違いない・・・いや、現世でも預言者か?



 宇宙暦797年1月。

 

 異動の辞令が出て、俺のイゼルローン要塞への再赴任が決まった。


 「要塞事務官」としての赴任。
 要塞事務官ってのは、早い話が、イゼルローン要塞の“市長”に相当する立場である。
 これで、ヤンは後方事務に悩む事無く、前線で指揮をする事が出来る。
 つまり、事務の事は俺に任せて・・・本当にヤンは“楽”が出来るのだ。


 こうして俺は、自分の家族ともども要塞へ・・・。


 イゼルローン要塞の官舎での夕食時に、俺は妻に切り出した。


 今日の夕食は、自家製の焼き立てのパンに、ビーフシチュー。
 ハーブの効いたフライドチキン。
 そして、数種類の野菜を使ったフレッシュサラダ。


 「・・・いつも思うんだが。オルタンス・・・お前はまるで預言者だな。まさかこうも早くここに戻れるとはな」


 「あら、私は預言者じゃないですよ。あなたは本当に大袈裟ねぇ。だって、本当にそうなると思ったのよ。・・・そうそう、あなた。『真昼の月』っていうのを知っています?」
 急に話を変えられて俺は面食らう。
 「何だ、それは・・・」
 「ほら、月って昼間は見えないでしょう?本当はいつもそこにあるのに見えないの。・・・それは、太陽の陰になっているから」
 「あぁ・・・そうだな」
 そう答えながらも、俺には妻の意図がまるで分からなかった。
 何故、今、そんな話をするのか?


 「あのねぇ・・・古い詩にあるんですよ。『真昼の月はいつも見ている。小さな幸せも絶望も。太陽の影に隠されても、お前がつらい時でも見つめてる』と言うのだけれど、ねえ、あなた・・・ご存知かしら?」


 そんな詩は聞いた事が無い。
 大体・・・意味が分からない。
 「・・・それ、有名な詩なのか?それが一体どういう・・・」
 「有名かどうかは知りませんけど、地球時代の古い古い詩なのですって。だから・・・そう、私は真昼の月なのよ。ふふふ・・・あなたに見えない事もちゃんと見ている訳ね。私には、全部・・・お見通しなのよ。・・・だから予言でもなんでもないの。そして、あなたは私には隠し事は出来ないのね」

 ・・・にこやかに微笑みながら、何だか意味深な事を言う。
 この笑顔の裏側に“何か”を感じた俺は、急に不安を覚えた。


 「・・・お見通しって・・・。大体、俺がいつ、何を隠したって?」


 「まぁ!何を・・・って、そんな事をお聞きになる時点であなたの負けね。あなたは、常に完璧にしているおつもりなのかも知れませんけど、ふふふ・・・意外なところで詰めが甘かったりするのよ」
 
 またしても自信ありげな笑み・・・思わず、身を固くする。

 「お前・・・一体、俺の何を知っているんだ・・・?」
 「寝室の本棚の・・・辞書の裏側にバーボンがありましたけど?・・・今は私が預かってますけど」

 「あ・・・!」

 俺は思わず口を押さえた。
 それは、司令部で三次元チェスをやった時に、“ヤンがどれだけ負けるか”を賭けて、ヤン自身からせしめた貴重な酒だったのだ。
 1人でこっそり飲もうと思って・・・上手く隠したつもりだったのに。
 ・・・ううう。
 掃除の時にでも見つけたのか・・・全く、オルタンスは・・・千里眼だな。


 「・・・なぁ、それって・・・。もしかして没収か?」


 あれは、かなり高級な酒なのだ。
 賭けに負けて俺に奪い取られる時に、ヤンが「本当に渡さなきゃダメなのかな・・・参ったなぁ・・・」と渋ったほどの。


 「・・・これからも私に内緒で隠し事をなさるおつもりならね」
 「分かった。降参だ。・・・隠すのをやめる。だから没収だけは・・・な?」
 「はい、分かりました。でも、こっそり飲むのはやめて下さいね」
 にっこり微笑む妻に、俺は頭痛を覚えていた。


 あぁ、どうしていつもこうなるのだ・・・。
 俺は、オルタンスにだけは本当に頭が上がらない。


 出来れば、この才能だけは2人の娘に受け継がれませんように・・・。




 THE END




 預言者?のキャゼルヌ夫人です。
 100のお題からです。


 まぁ、早い話・・・夫婦の会話の一部分を切り取っての短編にしてみました。


 因みに、『真昼の月』は聖飢魔Ⅱの曲のタイトルにもありまして、引用した歌詞(微妙に違うけど)も入っています。
 補足しておくと、『よどんだ雲が遮る日も、お前が暗い時でも・・・』ってのがBメロの歌詞です。
 信者である私は、この曲を聴いていた時、オルタンスさんに使えるかな・・・って思ったんですよね。


 聖飢魔Ⅱの期間限定の復活ミサの全国ツアーですが、多分、10か所以上行く事になろうかと・・・アハハハハ。

 ただ、もし、この曲をやるとしたら・・・英語なんだろうか??

 今回のツアーは・・・多分、半分以上の曲は英語バージョンになるのではないかと予想されます・・・。


 さてさて・・・。
 キャゼルヌって、仕事面ではシッカリしているけど、家では奥さんに上手~くコントロールされているって言うか。
 原作でも、アップルパイの話とかが出てきますが、彼女は意外と策士です。
 まぁ、彼女の父はキャゼさんの元上官ですから、彼女自身、軍についての深い知識はありそうです。

 キャゼさんは心配していましたが、2人の娘は、オルタンスさんに似ると思うわぁ。


 オルタンスさんの玉川さん・・・絵と声がピッタリでしたね。

 銀の声優さんは何かしら主役(または準主役)を張った事のある人ばかり起用しているので、安心して見ていられました。

 玉川さんは「レディ・ジョージィ」でジョージィのライバルを演じてて凄く良かったです。

 因みにジョージィ役は、エヴァンゼリンの山本百合子さんです★


それから補足を。
 作中に登場させたイゼルローンへの再赴任の日付。


 これは原作の物を重視して書いております。
 OVAは若干時期がずれるようですが、まぁ、私は、基本は原作派なので。(アニメは声は好きなんだけど、内容的には時々、「?」となったりします。少なくとも第一期のアムリッツァぐらいまでは、ストーリー展開の部分などで、多少の忍耐が必要だった・・・と、付け加えさせて頂きます)


 それにしても、2人の娘の内、下の子は何故、最後まで名前が無かったのかしら?
 長女なんて、シャルロット・フィリスなんて、ミドルネームまであるのにね。

 そこで、二次小説を書くに当たって、私は下の子に、名前を付けてあげました。
 それは・・・ ルーシー・メイ です。

 気付く人は気付くかな??
 名作アニメの、「南の虹のルーシー」から頂きました。
 そう言えば、ルーシーのお父さんは、ルッツ提督役の堀さんでね。
 ルーシーのお姉さんは、クララって言うんだけど。
 お父さんが「クララ」って呼ぶ度に、ルッツの彼女のクララさんを思い出すという・・・馬鹿な私・・・。
 別の意味で萌えなんですが・・・何か?


 そう言えば、以前、キートンさんに、銀河英雄伝説の二次小説を書くなら、キャゼルヌ夫妻の話を書きたいって話した事がありました。

 「うん、あの夫婦はいいよね」ってキートンさんも言っていたし。

 その時は、これ・・・書いてなかったんです。


 やっと書けたな・・・って感じです。

 お粗末さまですが・・・ww



 









 

 ハイネセンへ赴任した帝国軍兵士達は、自分達の帝都以上に合理化された都市機能にかなり驚いた。


 自分達の国の方が、叛徒共よりも進んでいると思い込んでいたのだから、合理化された社会機構に舌を巻いたのだ。
 だが、それ以上に彼等を驚かせたのは人々の食生活であった。
 帝国での主食はブロートやパスタなどの小麦を使った物が主流で、米料理は殆ど食べられていなかった。
 ハイネセンには、彼等にとって、“未知”の食べ物が街中に満ち溢れていたのだ。


 ハイネセンには勿論ブロートもある。
 ベーグル、ブリオッシュ、ポンディケージョ、ナン・・・パンの種類だけを言えば、多分帝国以上の種類があると思われた。
 麺もパスタだけではなく、フォーもあれば、うどん、そば、ラーメンと、これまた多彩だった。
 そして、米を使った料理もそれに負けじと幅を利かせていたのである。
 おまけに米を使った菓子まであり、これには帝国の兵士達は本当に驚いた・・・自分達が今までに体験した事の無い味だったからだ。
 
 ハイネセンには、帝国では、まずお目にかかれない「コンビニエンスストア」という24時間営業の店が至る所にある。
 ここで飯時に売れる商品に『おにぎり』なるモノがあり、どの店舗でも必ず置いてあった。
 おにぎりは、どこのコンビニでも売れ筋の商品なのだが、これは帝国にはない商品だったから、最初から帝国軍人達に受け入れられた訳ではない。
 ただ・・・朝昼晩と人々が買いこんで行くので、物は試し・・・と、怖々と食べてみた兵士達の間で、「珍しい食感だが意外にイケる」と、徐々に浸透し始めたのだ

 
 カタチが三角形なのは、サンドイッチにも似ている。
 だが、まず見た目では中身が何であるか分からないし、コロコロしていて、形が何ともユーモラスであるのが面白い。
 どこにでも運べて、立ったまま食べていても、それが見苦しいという事が無い。
 オマケに、水分を含んだ野菜等を挟み込んだサンドイッチは手にベタ付いたり、中身が飛び出す事もあるが、おにぎりは中身が飛び出して型崩れする事も少な
い。
 物によってはサンドウィッチよりも日持ちもする。
 そして、一番の人気は・・・1つだけでも腹持ちがいい事だった。
 腹持ちの良さ・・・これが、瞬く間に兵士達に受け入れられた所以である。
 彼等は多彩な具とその味、コロンとした三角形に瞬く間に心を奪われたのである・・・。


 おにぎりが兵士達に売れる・・・。
 そこでコンビニの各店舗は、従来のおにぎりとは別に、大きめのサイズのメガおにぎりなる物を開発して導入した。
 その他にも、海苔代わりに薄焼き卵を使ってみたり、中の具材も、ザウアークラウトや、アイスバイン等、帝国でメジャーな食材を使用するなどして、帝国軍

の兵士達を引き付けるのに必至になっていた。
 この辺りのバイタリティーは元々自由主義の同盟ならではだった。

 そして、この変り種のおにぎりが、元々のハイネセンの市民達にも大受けで、今や一大ブームを巻き起こしていた。


 因みに、最近新領土<ノイエ・ラント>総督としてハイネセンに就任したレンネンカンプ提督のご贔屓は次の2つ。




 「混ぜ込みワカメおにぎり」

 「シーチキンおにぎり」


 レンネンカンプは、最近のお昼には、もっぱらこの2つを食していた。


 提督のおにぎり好きに目を付けた、ハイネセンで一番売れ筋の婦人雑誌「ハイネセン婦人公論」は、「レンネンカンプ提督の昼食拝見」という見出しで、提督の事を紹介までしたほどだ。


 レンネンカンプの、おにぎり以外でのお気に入りの昼食は、カップにお湯を注ぐと簡単に出来るワカメスープと、体脂肪を減らすと言う触れ込みの黒い烏龍茶。
 その他に、ゼロカロリーの寒天ゼリーを食べる時もある。


 「これだけで足りるのですか、閣下・・・?」


 高級な物や、多くの食材を食べろとは言えないが、デスクにおにぎり2個とマグカップに入ったインスタントのスープ、小さなペットボトルが乗っている様はあまりにも貧相だった・・・。
 とても総督に相応しいとは言いがたい。
 だが、彼は部下達に『貧相』言われている事に気付いた様子もなく、自慢の髭を撫でつけながら、「お茶もスープも健康的で良い。味も良い。卿等もお昼に食
べるといいぞ」と話しているそうだ。


 そして、一部の部下達の間では、スープをはじめとして、おにぎりの海苔もワカメも海藻だし、寒天も海藻だったので、「・・・あれは絶対に髪の為じゃないか?」と噂されていた。

 ただし、真相は定かではない。



 ただ一つ言えるのは・・・レンネンカンプが、よほどの事がない限り、好んでおにぎりを食べているという事実だけなのだ。




Das Ende




 100のお題より、「コンビニおにぎり」です。


 コンビニは、帝国には無いでしょう、やっぱり。
 フェザーンにはありそうなんですけどね。

 それでも、「自由」という観点から言えば、ハイネセンの方が凄そうです<コンビニ
 それで、舞台をハイネセンにしてみました。


 それから作中のブロートってのは、ドイツパンの事です。
 誰も出ないのではあまりにも芸が無いので、レンネンカンプ氏に特別出演して頂きました<チョイ役ですけど。(笑)


 おにぎりは、お隣の韓国でも人気だそうで、形がカワイイとか言って、テレビで紹介されていました。
 以前、ソウルに行った時、ハングルで書かれているので中身が何か分かりませんでしたが、「青いのはツナだ!」と言い張って買ったところ、ツナだったので
嬉しかった記憶が・・。(笑)<韓国旅行


 この三角形に、帝国軍の兵士達もカワイイと感じたんでしょう・・・アハハ。←苦し紛れww

 韓国ではキムチや、プルコギなんかのおにぎりがあって、日本とはまた違った味が楽しめます。
 また行ってみたいなぁ、韓国。


 どうせ読めないんだろうけど、ハングルに訳された「銀河英雄伝説」の小説やコミックスがあったら欲しいです。
 台湾で訳されたものは買ってしまいましたので^^@