こんばんは。

心屋認定カウンセラーのタケコです。


明日は三女くんちゃんの幼稚園の親子遠足。

お弁当には忘れられない思い出がある。



長女が6年前、3歳で亡くなって



まわりの子が楽しそうに入園していく中

私は一人取り残された気がしていた。

友達はみんな子どもの新しい生活リズムや

早い時間のお迎えにとても忙しそうだった。



私はまだまだ悲しみのどん底にいて

毎日朝起きては

「また朝が来てしまった」と絶望を感じ

長い一日を重い気持ちで過ごしていた。

自分以外が輝いて見えた。



友達は忙しい合間を縫って

時々会いに来てくれたけれど

まわりを羨む気持ちを口に出してはいけないと

それもまた行き場のない感情が積もっていった。



そんなある日、一番仲の良い友達が

前の日に連絡をくれた上で

幼稚園の遠足だからと

長女の分もお弁当を作って、朝届けてくれた。

ミニーちゃんのかわいい、かわいいお弁当。



朝、笑顔でお弁当を届けてくれた友達は

涙ぐんでいて、私も泣けて仕方がなかった。


お昼の時間になり、次女のなっちゃんと一緒に

ありがたくいただいた。

友達が、私の気持ちに寄り添ってくれたのが

本当にありがたかった。

胸が苦しくて、でもあたたかい気持ちで

いっぱいだった。





その2年後、なっちゃんが入園して

私もいよいよ親子遠足に行けることになった。

私はなっちゃんのために

2年前に友達が長女のために作ってくれたのと

同じお弁当を作った。

写真を友達に「やっと作れたよ」と送った。



明日は早起きもやもや 

そして昼間はかなり暑そう。

お弁当作りがめんどくさいな、と思える

今の自分がとても幸せだなぁと感じる。