べき思考からわかったこと | 拒食症克服〜諦めずに続けた4年〜

拒食症克服〜諦めずに続けた4年〜

娘の拒食症を完治するために過ごした4年間
どんなに辛くても、もうダメだと思うことが何度あっても
決して諦めず、カウンセリングを続け
完治にむけて今できることをコツコツと続けてきました
これまでのことを思い出し、書いていこうと思います

こんにちは
KANAKOです


カウンセリングで、私は
「べき思考」なのだとわかって
娘たちをみたら

娘たちもやはり
べき思考になっていました

その頃の娘は
勉強しなければならない
いい成績をとらなければならない
友達と仲良くしなければならない
部屋は綺麗にすべき
毎日洗濯すべき

でも、うまくいかない時もある

するとやる気がないから
根性がないから
性格が悪いから
自分を責めていました

それは
私がずっとやってきたことでした
こんなにもそっくりだった!

娘は母親のコピーということを知りました

ということは…

私も母親のコピー

そこで、よく思い出してみると
私の母親も
正しさ、常識が大事で
常に〇〇しなければならない
と言っていたことに気づきました

私も大好きな母に喜んでもらいたくて
認めてもらいたくて
母が正しいと思うこと
母の常識の枠に入るように
〇〇しなければならない
と頑張っていたんだと気づきました

私も、母の言葉を聞き
母の信じる正しさ、常識に
従ってきただけ

そして、
母も母親(祖母)のコピーで
祖母の言葉が絶対で
認めてもらいたくて
頑張っていたのだろうなと
思いました

みんな母親の言葉で育ち
母親から受け継いだものを
信じて
良かれと思って
無意識に子供に使っていただけ

そもそも誰も悪くない
誰のせいでもない


ここまでわかったのは
ずいぶん先のことです

これが、世代間連鎖なんだ
ということも
もう少し後に知りました

この世代間連鎖
娘たちから、次の世代に伝わるなら
べき思考はここで断ち切り
〇〇したい
という思考が伝わってほしいです


それからもうひとつ
今まで自分が
〇〇しなければならない
と、思ってやっていることも
その時は
自分が望んでいることで
自分は、いつもやりたいことをやっていると
勘違いしていました

本当の自分の気持ちを感じることが
できていなかったのです



あれほどのべき思考だった娘
今は
かなり忙しい毎日を送っていて
しなければならないことだらけです

だけど
その、ベースあるのは
〇〇したいから
こうなりたいから
今、やりたいから

正しさではなく
自分の本当の気持ちを感じ
自分の声を大切にして
選んでいます

自分で選んだことなので
その時々で力の入れ具合を調整したりして
なんとかなるさ と、
忙しい毎日を

今だからできること♫

と言って楽しんでいます



お読みいただき、ありがとうございます