愛犬 | 拒食症克服〜諦めずに続けた4年〜

拒食症克服〜諦めずに続けた4年〜

娘の拒食症を完治するために過ごした4年間
どんなに辛くても、もうダメだと思うことが何度あっても
決して諦めず、カウンセリングを続け
完治にむけて今できることをコツコツと続けてきました
これまでのことを思い出し、書いていこうと思います

こんにちは
KANAKOです


今日も引き続き、愛犬のことを書きます

昨日、愛犬が虹の橋を渡り
天国へと旅立ちました


娘が小学校4年生の時
ビークル犬がうちに来ました

娘は、小さい頃から犬が好きで
娘と愛犬は、すぐに友達になりました
毎日早起きして、学校に行く前に
お散歩したり
帰ってからは、友達と遊ぶ公園に
一緒に連れて行ったり
自分からお世話をしていました

家に帰ってくると
娘はよく、愛犬のケージに体半分
入って犬を撫でながら
お話したり、ねむってしまったり
していました

その時娘は、私に言えないことを
愛犬に聞いてもらっていたのだそうです
(病気になりいろいろ話すうちに教えてくれました)

愛犬はいつも娘に寄り添い
娘の寂しさ、悲しさを癒してくれていたのです

あの頃、愛犬だけが安心できる存在だった
この子(犬)がいてくれたから
学校に行って、帰ってこれた と、

後になって話してくれました


娘が病気になって
大学を休学し、帰ってきた時も
昼夜逆転で、一晩中明かりが灯る部屋で
ずっと私たちのそばにいてくれました

娘がパニックになっている時も
部屋の隅で震えながら
見守っていてくれました

愛犬は
どんな時も、娘がどんな状態でも
変わらず娘のそばに行って
大丈夫だよ〜
ぼくがいるよ
って言うように寄り添っていました


私は
娘がパニックになると
オロオロし
娘の行動にイライラし
娘の暴言に腹を立て
そんな時
娘の本当の気持ちを感じる
どころか
そんな娘にもううんざり
早く治ってよ
という気持ちが先に出てきていました


娘は、やっぱりわかってくれるのは
愛犬だけだ
愛情ってこういうことじゃないの
と言いました

愛犬の無償の愛に気づかされました


私は、娘が病気になるまで
犬を飼うことは、負担が増えて大変なこと
という考えの枠を持っていました
その枠が外れたとき
愛犬の行動に、愛情を感じられるようになりました


愛犬は、
娘の病気を機に
バラバラになっている家族を
繋ぎとめてくれていました

私たち家族に
無償の愛を与え続けてくれました


この夏、いろんな出来事があって
成長し、大人になった娘の姿を
見届けて
最後は、残された力の全てをつかって
娘の方に顔を向け

愛犬は、旅立っていきました


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お読みいただき、ありがとうございます