Middle age crisis | ウサギの事務所

ウサギの事務所

ウサギだって頑張ってます!

絶賛換毛中の

まるです、こんにちはハート

 

所長の週末の記録としましては、

土曜日は仏果山でプチ・スノートレッキング

日曜日は仕事関係のレクレーションで

イチゴ狩りと酒蔵ランチへ気づき

 

僕はまだ

食欲が安定しないんだけど、

誰だって

そういう時ってあるでしょ。

 

薬の助けも借りながら

のんびり体調回復を待つんだ~

 

所長だって

去年の夏に咳喘息になった時、

咳止めを飲んで

大人しく回復を待つ日々だったでしょ

 

僕はその時

心配して追い詰めたりしなかったよ。

そのうち元気になるって

信頼して見守ってたよニコニコ

 

うん、そうだね。

調子が乗らないときに追い詰めても

どうにもならないよね。

 

さて、週末の概要は

まる君がまとめてくれたけど、

金曜日のことを忘れていた~

事務所に来客があった時、

椅子カバーの退色が気になってさ

 

前から変えようと思って

良さげな合皮生地を買ってあったけど、

しばらく放置してたんだよね。

 

金曜日はバタバタして

結構疲れてたんだけど、

帰宅後思い立って

生地のカットから始めて

3時間くらいで4脚分完成ハサミ

 

高級感があって

ストレッチもよく効いて

素敵な合皮生地ですが、

処分品だったので

制作費は合計638円ですキラキラ

 

この椅子カバー制作は

二回目なのですが、

一回目よりコツが分かってて

だいぶスピードアップしたよ。

 

椅子自体は開業時に

フランフランで購入して、

カバーを2回交換して

使い続けています。

若い時所長になったので、

椅子も長く働いてくれてますよグッ

 

さて、本日のタイトル

 

日本語では

「中年の危機」ですが、

中高年が陥りがちな

鬱や不安障害を指す言葉です。

 

私事を話すのは

とても恥ずかしいのですが、

同世代の人達を見て

それっぽいな~と思うことが

よくあるんですよね。

 

ちょうど「お年頃」の芸能人が

その必要もなさそうなのに

突然自○したりするのも

そうなんじゃないかと思ったりして。

 

恥ずかしながら実体験を書けば

自分としてもスッキリ区切りになるし、

どなたかのお役に立つことも

あるかもしれないなぁと思ったので

恥を忍びつつ、

つらつら書いてみます。

 

人生には主役になれる

輝かしい季節がありますね。

 

日曜日のイチゴ狩りイベントでは

下の世代が小さなお子様を連れて

若く可愛い奥様と参加されてました。

それは完璧に幸せな絵ですよ。

 

同世代と思われる参加者の方は

小学校でボランティアをされてるそうで

「子供達の小さな手を見だけで、

もう涙が出そうになる!」

と言っていました。

ご自分の息子さんは成人され

酒と煙草に明け暮れる日々だそうな。

 

小さな子供がいるような

30代くらいの世代がね、

キラキラして主役になれる

輝く季節だなぁと

眩しく眺めてます。

 

私は若いときに結婚して

30代で離婚・子供なしの

お一人様ですが、

やっぱり30代~40代前半が

輝く季節だったと思う。

 

駆け出しの20代を過ぎ

30代からが社会人本番で、

どんどんステップアップして

超ワーカホリックな

堂々としたバリキャリスター

 

自分にも

じゃんじゃん投資して

「意識高い系」だったねぇ。

 

ほぼ毎日午前様で

夢中で駆け抜ける

働き盛りな季節でした。

 

仕事に適性を感じ

人からも評価されて、

自分は特別だと自惚れていました。

ずっと努力を続ければ

輝き続けると思ってました。

 

スケジュール調整が大変な

売れっ子で

それが変わることはないと

思い込んでいました。

 

二代目でもないのに

それなりになったので、

それを努力のたまもので

自分の実力だと思ってました。

 

ね、

 

若さが下駄を履かせていたって

知らなかったよ~~!!

若さにはハロー(後光)効果がある。

 

ここ何年か

自分の変化に戸惑って、

答えを探して

脳の勉強などをしてました。

 

希望や活力が減退して

「私はもう終わった人か。。。」

などと被害妄想に陥ったり。

 

ダークモードになると

頭が働かなくなって、

普段パッと一瞬で分かることが

組み立てられず、思うように進まず

 

それじゃ仕事にならないので、

何かおかしいゾと思ったら

さっさと山に行って、

大自然の中で生命力を目覚めさせ

リセットしてました。

 

それが数年…

 

長年の思い込みは

すぐには変えられなくて

すぐには答えに辿り着かなかったけど、

少しずつ歩き続けていれば

いずれ卒業する時が来る。

 

自然の中で教えてもらったり

脳の本を読んだりして

自分なりの答えが出て、

今はまた暖かい春を

感じられるようになりました。

 

人間の脳の中心には

まず爬虫類の脳があって

原始的で単純な生命機能を担ってる。

それに追加する形で

哺乳類の脳があって

より複雑な活動が可能に。

そして人には

さらに進化した大脳新皮質という

新しい脳が大きく存在していて

クリエイティブな活動ができるのね。

 

原始の脳や動物の脳は

本能を司るものなので

とても強くて、

普段理性的な人でも

恐怖を感じると強制作動するね。

生き残ろうとする強い力でもあるけど、

原始の脳ゆえお馬鹿になるから

正しく物事が見られなくなったりも。

心配を続けると

被害妄想に囚われるのも、

原始の脳が支配的になり

認知が歪むからでしょう。

 

幼い頃や若い頃って

かなり動物の脳に

左右されていると思うよ。

だって赤ん坊からスタートして

いきなり理屈が分かるはずがない。

人は誰でも

真似っこからのスタートだよね。

 

悪いことをしたら

鬼が出るぞと

大人から脅されたりするね。

嘘の脅しが

教育だったりするね。

 

お友達(群れ)から

仲間はずれにならないよう

周りの様子を気にして

同調するようになるね。

 

学校では成績表がつけられて、

良い子悪い子が

結構上っ面で決められるね。

スペック、スクールカースト…

表面的な印象が物を言い、

自惚れたり不安になったり

子供の世界も大変だったよね。

 

それって

人間特有のものではなくて

オオカミの群れや猿の群れもそうよ。

順位を常に意識して

マウントするのは動物の本能。

 

人間も赤ん坊から始めて

小学生になって中学生になってと

少しずつ進んでいくけど、

小学生や中学生に

大人の話は理解できないからね、

 

脅しや道徳的なストーリーで教育。

それに対して

従順で良い子の回答をすれば

マルがもらえ合格。

それってまるで

ニホンザルの調教みたいだな…

 

人はかなり

動物的な方法で学習してるから、

動物的価値観(=順位)に

かなり囚われていると思う。

 

容姿、身体能力、人気格差…

 

子供時代が終われば

学歴、勤務先、収入、結婚、子供…

 

順位の比較、査定項目が

さらに増え

 

一生懸命努力して

成績(=順位)を上げれば、

幸せで安心な人生が保証されると思って、

真面目な子ほど必死に

幻のレースをひた走る。

 

絶対にスペック、成績表次第だ!

それ以外にないと

きっと沢山の人が思ってる。

そう思ったまま

自分や人を走らせる。

 

私も前は

疑わず走ってたよ。

努力していないと不安で、

意識高い系のワーカホリックに。

 

ね、

 

老いは努力を凌駕する!

それを経験して

中年の危機を味わったけど、

おかげでやっと自由になれた。

 

「努力が大事」

そう言われて、そう思い続けて

ずっと走っていたけど

やっと変なレースから

解放されたぞ~~

 

やっと目が覚めて

あるがままの私と世界を

受け止められるようになって、

年をとるのも悪くないと

本当に思えたんだ。

 

人は輝きを追いかけて

成長していくね。

犬がリーダーに従うように、

優れたものを追いかけたくなる

動物的本能があるから。

 

子供は憧れのお兄さんや

お姉さんみたく

素敵になりたいって

真似して学んでいくね。

 

それに続く20~30代も

生物として繁殖期で

動物の本能が強い時期ね。

仕事で成功して

幸せな家庭を築きたいと願う。

それは生物の本能で

そういうものだから

否定しなくてもいい。

 

本能に従って競い合い

目標に向かって走れば

若い人達は輝ける。

成長して子孫を残すため

生物的な設計でそうなっている。

鮮やかな羽を競う

美しい鳥のようにね。

 

だから20~30代は

輝いて主役になれる季節。

完璧な絵のように見えるよ。

 

その絵が眩しすぎて

クライシスな中高年は

自分が終わったように思うけど、

それも動物の脳が見せる幻想。

新しい脳で

あるがままを見つめれば

消えてしまう恐怖。

 

実体験としてね、

中年期に動物脳が見せる

「終わった感」って

とてつもなく切ないものよ。

 

「この世界に自分の居場所が

なくなってしまうような不安」

 

それは結局妄想だけど、

心が落ちてると

本当にそう思ってしまう。

まさにクライシス!

 

順位、成績表が

幸せを決めると

思い込んだままなら、

ずっと地獄のような日々。

 

だってね平均点以下が

「落ちこぼれ」なら

この先ずっと

落ちこぼれ決定じゃん!

 

私はだんだん腹が立ってきて、

(中年反抗期)

俗世の成績表は放り出すことにして

山で「週末世捨て人」してました。

 

私が老化しようが世間様には

知ったこっちゃないでしょうと。

だから私は勝手に好きに生きて行きますと。

それで社会のハグレモノになって

孤独死とかするなら、

もう仕方ないじゃないですかと

開き直ってね、

ウキウキ山伏してました。

 

今思うと

ずいぶんな被害妄想。

でもね、

本当にそういう心境でした。

 

結果、

開き直ったのが良くて

山伏してるうちに

少しずつ思い込みが解けて

今は明るく楽しい気分に戻ったよOK

 

「中年の危機」って

言葉が何だか不名誉で

認めたくない気がするけどね

 

まだ若いと強がるより、

ちゃんとクライシスを自覚して

少しずつ消化して前に進む方が

早く終わるんじゃないかな。

 

自覚がないままだと、

老害とか暴走老人になって

人に迷惑をかけるかも知れないし。

 

中二病に中二の時にならず、

大人になってからなると、

もぉ大変でしょう。

 

それと同じで、

中年は中年期に

クライシスを乗り越えたといた方が

いいんじゃないかな。

 

今ならまだ

思い込みを捨てて

変化を受け入れられるからね。

 

あるがままの自分と

友達になるのは

本当は嬉しくて幸せなこと。

 

最近一つ

気づいた事があったよ。

仕事でうっかり

もらい忘れたものがあってさ、

結構反省したから

後で思い返してて気づいたんだ。

 

私じゃなくて

アシスタントに交代してたら

このミスはなかったな。

だって引き継ぐ時に

「今ここまでやったよ、

あとはこれとこれね」って

一目で分かって安心な

箇条書きのメモを渡すから。

 

自分用のチェックリストも

あるんだけど

すっ飛ばしたのは何故?

 

そう考えて

あぁ違うんだ、

「別物」なんだって気づいた。

自分用と

アシスタントに渡すメモは

優しさが違うの。

 

自分用のチェックリストって

しくじったら駄目ていう

「脅迫」

 

アシスタントへの引き継ぎメモは

「配慮・思いやり」で、

ハッキリ分かって安心なよう

言葉を選んで作っている。

 

お客さんへの説明書きも

同じく相手目線になって

よく分かって安心なように

言葉を選んで作ってるなぁ。

 

自分にだって

「脅迫」じゃなくて

優しく明瞭な言葉で

伝えれば良いんじゃない?

 

そうだね

その方が上手くいく

 

疲れて

ギスギスすることもない

 

自分にかける言葉って

すごく大切だね。

 

落ちこぼれたら

不幸になると脅迫して

自分を走らせるのは

もう終わりにしよう

 

あるがままの自分と

友達になればいいよ

 

順位を追い続けても

もう無理だと思い知って、

ようやくやめられたからね

 

だから努力の限界を知る

「中年の危機」ってね、

人生に不可欠な転換期だと思う。

 

私は中年反抗期で

開き直って、

山に入り浸ってましたが

 

中二病が

いずれ終わるように

中年反抗期も

いずれは終わるのです。

あ、山はやめないけどね!

 

本当はまだまだ

知らないことばかり

 

この先永遠に

新しいことに

気づいていく日々で、

 

終わったなんて

とんでもなく妄想だったね

 

理想像とか

自分のキャラ設定などは

もう卒業して

 

あるがままを

明るい方へ

流れていくだけだから

 

流れていく中で

出会う物事を

前向きに受け止めて

できることをする

 

ずっとひたすら

それを続けていく

 

輝く季節が終わってからの

年月の方が長い理由はね、

 

動物としてのレースを

卒業してからじゃなきゃ、

あるがままフラットに

物事を見られないからでは?

 

「順位」に縛られず

自分=我を絡めなくなって

やっと初めて、

あるがままを見られるように

なるからでは?

 

また始まるんだよ、

第二のスタート

 

新鮮な世界を

新しく歩いて行くんだ

 

それに

衰えるばかりじゃなくてね、

 

順位で見る動物時代の脳より

あるがままを見る新しい脳の方が

新式で高性能だからね

 

フラットに見るようになって

IQが上がったと実感。

 

昔分からなかった事が

いつの間にか

すんなり分かるようになったよ。

これから良い仕事も

できるんじゃない?

 

自分に脅迫を続けると

動物脳が優位になって

新しい脳が働けないから

 

それはなるべく早く

卒業することにして

 

あるがままの自分を

受け入れて

 

そのままの自分と

友達になれば

 

新しい脳が働き出して

もっと世界が輝きはじめる

 

空は昔より

もっと青くなり

 

もっとずっと

高くなり

 

宇宙への無限の広がりも

見えるようになる

 

忙しい日々の中

今まで素通りしていたものが

 

とても大切なものだったと

気づいたりする

 

気づかなかった

かけがえのないものを

 

やっと見つけて

暖かくなったりする

 

新鮮で素敵な

はじめましてが

これからもいっぱい

 

この先もずっと

尽きることがない

 

あぁ、ちっとも

「残り時間」じゃなかったね

 

 

あるがままの世界に、

まだほんの

目を開けたばかりで

 

始まったばかりだよ

 

今年も新しい春が

全ての人にやってくる

 

老若男女

あらゆる人の元に

 

あるがままの

暖かい春を

 

私なりに

素直に受け取ろう